越境ECに衝撃、コーチが天猫国際から撤退
ええええぇぇええぇ あのコーチが中国の天猫国際から撤退したってえええぇ!!?
ウオールストリート誌に出てたよね・・
信じられないけど 偽物が売られてるのに我慢ならないんだって・・・
うーむ、日本の越境ECブームに影響するかもね・・・
<出所 WSJブログ >
中国観光客の爆買い後、日本では越境ECが非常に注目されています。そしてTPP圏を中心に国も越境ECを立ち上げる中小企業者に補助金を出しています。
そうした事態の中、越境ECの象徴である中国の天猫モールを揺るがす出来事が起こっています。米国のコーチが「天猫で販売されている偽物」を嫌って天猫国際から撤退しました。
天猫モールには日本企業が大挙出店を始めていた矢先でした。
■ 中国越境ECの現状
2015年の爆買い終焉後、中国市場に対する対応は焦点が越境ECへと移行していました。その中で天猫国際(アリババ系)と京東集団のJD ワールドワイドが越境ECのための出店モールとして注目を集めていました。中国では独自サイトを立ち上げるのに現地における法人立ち上げと営利ICPライセンスが必要な点、中国のECショッパーはモールにおける買い物しかほとんど興味を持たない点など、大きなハードルがありました。また国内に独自サイトを立ち上げるのも中国ではグーグル検索が使えない点などを考慮すれば、あまりお勧めできない状態でした。
そこで米国コーチだけではなく、国内の大手メーカーなどにとっても爆買い後の天猫国際(アリババ系)と京東集団のJD ワールドワイドへの出店は国内でもブームとなっていました。
■ 偽物対策
中国のECサービスには「B2B」、「B2C」、「C2C」があります。アリババの例でいえばアリババは「B2B」、天猫は「B2C」、タオバオは「C2C」のサービスを提供していました。しかし「C2C」は偽物販売が多く、その為、信頼のおける「B2C」の天猫が人気を博し、国際ブランドは天猫国際にこぞって進出しています。
しかしコーチの天猫国際撤退は、天猫でも偽物が出回っており、コーチには我慢ならない状況だと考えられます。
■ コーチが挑む独自ドメインサイト
コーチは営利ICPライセンスを獲得し、中国で独自ドメインサイトを立ち上げ、Wechatで集客する方向です。支払いもWechatPayを認める方向に行くのでしょう。
誰も成功させていない中国内独自ドメインサイトですが、コーチの試みに注目が集まります。