WhatsAppが月次10億人、無料化の混乱
インターネットの広告忌避傾向を作り出したWhatsAppのコウムCEOですが、今度は年間購読料金を無料にすると言いだしました・・・・
ええええぇ それって LineやWechatとかわらんやん・・・・
フェイスブックメッセンジャーとの関係はどうするのおおぉ???
やあみんな!! WhatsAppも月次参加者が10億人だし・・・・景気づけに無料にするよ!! みたいな・・・でも実は・・^^
David Ramos/Getty Images
<出所 ビジネスインサイダー >
フェイスブック所有のメッセージアプリWhatsAppが10億人にわずか百万人足らない状況に達し、月次10億人の節目として年間1ドル(実際は0.99ドル)の購読料を無料にすると発表しました。WhatsAppはフェイスブックが所有する世界最大のメッセージアプリであり、初年度は無料、二年目から年間1ドルのコストがかかります。しかしインドやブラジルなどでは参加者は銀行口座、ましてやクレジットカードなど持っていません。これでは支払いが出来ません。一方広告などはCEOのクオモ氏が嫌っており、現在は掲載していません。そしてモバイルを中心とする広告忌避の急先鋒になっていました。今後は広告ではなく2016年中にビジネスが何らかの有料参加できる体制を作るそうです。その結果、ライバルのLineやWechatとあまり差が無くなります。
■ フェイスブックメッセンジャーと合併の方向か?
フェイスブックメッセンジャーは、米国など先進国で普及し、一方WhatsAppはインドやブラジルなどに普及しています。WhatsAppが購読料金モデルを捨てるとなれば、フェイスブックメッセンジャーとの差も無くなります。
そうなれば早晩、両者サービスの統合の可能性も出てきます。
WhatsAppが月次10億人、無料化は大きな変化をもたらしそうです。
■ WhatsAppがぶつかったフィンテックの壁
ケニヤが典型例ですが、モバイルネットワークと銀行サービスの普及の間に大きな時差があり、新興国では銀行サービスが普及していない結果、WhatsAppが求めるデビットカードやクレジットカードでの支払いはできません。また1ドルは結構、大きな負担です。WhatsAppはフィンテック型の支払いサービスの受け入れに投資するのではなく、一挙に無料化の道を選びました。
★★ Making WhatsApp free and more useful
★★ The CEO of WhatsApp explained why it killed its subscription fee