オープンバンクに向かうみずほ銀行とLineとフィンテック
へースタンプ送ればLINEに銀行口座の残高と直近の通帳の記録が表示されるんだぁああぁ・・・・
これって 面白いね。
APIの公開によるオープンバンクへの動きですね
<出所 読売新聞 >
欧州で始まった オープンバンクの動きは本格化しているようです・・・・
APIの公開とスタートアップ企業を集めたハッカソンと・・・・すげー@@
<出所 オープンバンク>
銀行にしては珍しくセンスの良いサービスをみずほ銀行がLINEで始めます。
スタンプを送ると口座の残高と過去数回の預金通帳の記録がLINEに表示されます。明らかにフィンテックの一環ですが、スタンプを送れば口座にアクセスできるというのは面白いですね。金融庁がビットコインの取り扱いを既存の金融機関に認めない中、残高確認など決済の領域では面白い動きが始まっています。
既にLINEPAYはLINE側に口座(LINEの預り金口座)を持ち、個人間の送金などが出来るようになっています。その手のサービスが銀行口座にも拡大しそうな予感がします。
将来、例えば特定のスタンプと金額を送れば銀行口座振替や送金ができるようになるかもしれません。
■ 銀行とフィンテック 仕組み(プラットフォーム)の上に多様なサービス
既に海外では銀行がスタートアップ企業を集めて、ハッカソンを実施し、銀行口座などサービスの仕組み(プラットフォーム)の上に更に柔軟なサービスの仕組みをアプリなどで作る動きが拡大しています。例えば英国のスコットランド・ロイヤルバンクなどが熱心です。日本でも東京三菱UFJ銀行などが実施しています。
スコットランド・ロイヤルバンクの例ではアマゾンのサービスのオープン化と同じく銀行口座アクセスなどの共通なAPIを作って公開し、そこに様々なWebやアプリのサービスを作ってもらおうと言うアプローチです。これはOpen Bank Project (OBP)と呼ばれています。このプロジェクトを活用してRabobank, BNP Paribasなどがハッカソンを実施しており、フランスのソシエテジェネラル銀行なども熱心です。ロンドン、パリ、ベルリン、バルセロナで行われています。
プラットフォームの上に様々なサービスを載せる「サービス支配論理」への動きが金融界でも加速しています。アップルやフェイスブック、アマゾンの戦略にそっくりですね。
Demo Open Bank Project - API Banking [BARCAMPBANK]
https://www.youtube.com/watch?v=D_Ow8nyAjwk