マスターカードのIoTウエアラブルとフィンテック融合、ポストカード時代
確かにカード会社にとってポストカード時代を考えればIoTウエアラブルとフィンテック融合は必須ですよね・・・・
カードもATMもかつて目立った町の電話ボックスのように消えていくんですねえぇ・・・・寂しいなあ・・・(しみじみ)
これで 支払いが終わります・・・・
<出所 エンガジェット >
こちらは アメリカンエクスプレスです・・・・
<出所 テッククランチ>
えっとねえ こんなの革命じゃないわよ・・・私がドレスとかアクセをデザインするわよ・・・もちろんドレスの裾で支払うんです!!^^
とマスターカードと提携した Kelly Rohrbachさん
ローソンがJCBと組んで旧型の電子マネー市場(お金をカード上のお札=モノと見る・ストアード・バリュー方式)に出ると日経( 2015年10月付け一面トップ記事)が報じていました。これは昔からある確立された方式です。一方米国ではポストカード時代を真剣に考えるカード会社のフィンテックの動きが盛んです。フィンテックではお金はモノではなく、徹底してサービスとして考えます。
マスターカードやアメックスはポストカード時代を見据えて、スマートフォンだけではなくスマートリングやリストバンドにもカードの決済機能を付加する試みを始めています。
マスターカードが発表した新しいIoTプログラムは全てのウエアラブル機器を決済の手段にすると言う発想です。それだけではなく、自動車、ファッション=衣料品なども決済手段に転換します。既に一部のデザイナーや自動車のGM(車のキーに支払い手段)、指輪のRingly,やリストバンドの Nymiともパートナーシップを組んでいます。Bluetooth locatorのTrackRとも提携しています。アップルペイ並みに一瞬で処理をすると言う事はかなりの回線スピードを要求されますね。2016年に米国で開始します。最初の提携カード顧客はキャピタルワンだそうです。
キャピタルワンウオレット(マスターカードの新しいプログラム採用一号)
尚、カードのアメックスも同様の試みをリストバンドのジョーボーンのUP4で試みています。(AmExとは独占契約)やはりNFCが必要です。スマートフォン経由で処理します。
■ 豆粒コンピューターが全てを可能にする
ICカードとIoTスマートデバイスの相違点は、ICカードがバッテリーの無いチップだけの技術であるのに対して、IoTスマートデバイスの基本は豆粒のようなバッテリー付きコンピューターである点でしょう。そうなれば単なるヘルスケアやメッセージ送受信、電話受信だけではなく、支払や決済にも活用できます。
動画を見れば判りますが、マスターカードが入ったウエアラブル機器で駅の改札を取る時には一瞬でインターネットとの行き来が出来るようです。
中々面白い時代になってきました。
以下デモ動画です!!^^
MasterCard to Turn Any Consumer Gadget, Accessory or Wearable into a Payment Device