IoT時代の象徴か、グーグルカーを恐れるドイツアウディ、ベンツ、BMWが束になる買収合戦のノキア地図Here
グーグル恐るべし ・・・IoT時代のビジネスモデル考えて見ろよ・・・・ネット上でソフトウエアが作るサービス支配論理だぜ!!
ドイツの自動車業界は遅れてるぅうう・・・・・アウディ(フォルクスワーゲン)、ベンツ、BMWがコンソーシアムを組もうよ 皆ああぁ!!
ネット上の地図だよ 地図ぅ 地図にAIを組み合わせないと・・・ ノキアから是が非でも手に入れないと・・・・・
グーグルが地図つきで自動運転技術をオープンソースにしたらどうするんだぁああ!
"The greatest threat to the automobile industry would be if Google developed an operating system for self-driving cars and made it available free to everyone," a close source explained to the newspaper.
<出所 http://www.gizmodo.com.au/ >
<出処 http://www.slashgear.com/tags/here/ >
Nokia HERE HD Maps using LIDAR (動画)
https://youtu.be/Gvm_vf_DE2k
今朝家を出たらグーグルストリートビューの車が近所を動いていたのでびっくりしました。本日のテーマはインターネットのかなたに置かれた地図の争奪です。
ロイターやウオールストリートジャーナル紙で取り上げられていますが、ドイツの宿敵同士のアウディ(フォルクスワーゲン)、ベンツ、BMWがコンソーシアムを組みノキアが販売するノキア地図Here部門の買収に入札します。フェイスブックやバイドウゥ、アリババ、アマゾンなども入札するようです。これはノキアがスマートフォン部門をマイクロソフトに売却したため、ノキア地図Hereの部門は不要と考えられているからです。日本で言えば日産とトヨタとスズキとマツダなどが共同で入札するようなイメージです。
では何故ドイツの自動車勢は競争を止めて合同入札をするのでしょうか?ウオールストリート紙などはグーグルカーの恐怖が後ろにあると述べています。
■ IoT時代の自動運転とグーグルカーの恐怖
さてグーグルの存在しない昔から自動車メーカーは自動運転の技術を蓄積してきました。ITSなどと呼ばれてきました。(日本でもITS Japanは1994年の創設です)
当時の自動運転は個々の車の中に閉じて考えられてきました。レイザーで先行車を認識するとかセンサーで障害物を避けるなどです。しかしIoT時代の自動運転は全く発想が違います。それは車の情報処理=AI要素がインターネットの向こう側に移行した点でしょう。これにより車と車の通信、車と信号機の通信などができるようになりました。
後はインターネット上の最新地図をGPSなどと一体化して自動運転を判断する方向に向かっています。地図がIoTのかなたにあると言う点が既存の自動車業界がグーグルに遅れている点です。
グーグルの自動運転はIoTベースですので当然、地図はインターネット上のグーグルマップからAI(ビッグデータ)判断されます。その点をドイツのメーカー連合はもの凄く恐れたようです。「グーグル何するものぞ」と言ってもインターネットサービス型自動車産業に明らかに地図で後れを取ったドイツの自動車勢は、「サービス支配論理」のビジネスモデルに欠けているパズルを埋めようと必死です。
■ ITS Japanは1994年、VERTISとしてスタート