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米国海軍の極小ドローン群セミ(Cicada)やバッタ

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   おおおお 米軍がまた 何か考えたあああああぁあ・・・

  空から何かが降ってくるぞおおおぉ・・・@@

  

The Navy's Cicada drone has reemerged looking smaller than ever. Navy

<出所 エンガジェット>

 せみだよ 蝉、 蝉飛行機が大量に振って来るーーーぅ @@

drone006

<出所 エンガジェット>

 セミの動画

 https://youtu.be/KxHJR_lcIxE

 バッタの動画

https://youtu.be/AyguXoum3rk

モーターがなく10個の部品で作られている紙飛行機のような使い捨てドローン(蝉)を米国海軍が作っています。先週の国防省の"研究デー(lab Day)"でお披露目され世界中で話題です。

航空機から大量に配布し、個々のドローン(蝉)はまるで蝉の群れのようにお互いがぶつかることなくセンサー探査をします。GPSが装着されているそうです。

まるで太平洋戦争時のB29による焼夷弾による絨毯爆撃やベトナム戦争時のB52による枯葉剤の散布を思い出させる米国海軍の極小ドローン群セミ(Cicada)の使い方です。蝉=CICADAはClose-in Covert Autonomous Disposable Aircraft(使い捨て近接自律群として動く飛行機)の略です。時速は74キロ程度です。価格は一機250ドル程度まで下げられるそうです。

一方別のコンセプトのバッタ(ローカスト)と言う別のドローンもあります。

■ ドローンの歴史

現代ドローンの生みの親とされるイスラエルの空軍研究所のエイブラハム・カレムさんが、イスラエルを見限り、米国でのドローン(無人機)開発を目指して以来、ドローン(無人機)は20世紀末のボスニアヘルツエボビナの紛争、米軍によるアフガニスタン侵攻などを経て米軍に価値が認められ、採用されました。地球の裏側からドローンを操縦して攻撃まで可能となっています。その後個人の趣味や商業利用を目的としたヘリ型ドローンなどが開発され、中国DJIのファントムら中国製がヘリ型ドローン市場の70%を押さえています。一方米軍はヘリ型ドローンではカバーしきれない領域があると考えて、セミのような極小ドローン群へと進んでいます。

■ 災害救助などに活躍か?

確かに一台のドローン(無人機)ではネパール地震のような災害救助時などには限界があります。一方使い捨てで一つの群れのように動く使い捨てセミ型ドローンを現場に大量投入すれば、誰がどこに生き埋めになっているか、一地区の災害全体の状況はどうかなどが判ります。これは面白ろいですね。

■ 兵器にも有効でしょう

米軍はドローンから小型ミサイルを発射してタリバンの幹部を殺害しています。同じように兵器として「一つの群れのように動く使い捨てセミ型ドローンを大量投入」すれば、自爆攻撃としてみた場合、とても効率的に思えます。自爆テロが得意なタリバンやISISが欲しがりそうな兵器ですね。自衛隊が採用するかどうかわかりませんが、可能性はありそうです。

★★US Navy's cheap and tiny Cicada drones can listen in on the enemy

★★ Prototype Navy drones swarm like locusts

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★★上空から投下する使い捨てミニ無人機「セミ」、米軍が開発

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