多様性に悩むアップル、アップルウオッチ・イベントにスーパーモデル起用
ななんで 私がアップルのSprig Forwardイベントに登場したかって?
例のアップルウオッチを身に付けてアフリカでハーフマラソンを走った彼女です・・・(クリスティ ターリントン・バーンさん)
それは・・・私が美女だからよ!! ^^
いえいえ・・・それだけではありません・・・実はアップルには多様性批判があるのです・・・
2007年以来、アップルイベントには女性が一人しか登場していないのですよ・・・・
確かにかわいい子一杯のグーグル、サンドバーグさんががんばっているフェイスブックに比べて劣っているイメージがあったよね アップルには・・・^^
<出所: フェイスブック>
<出所 フォックスニュース>
フェイスブックにはシャーリー・サンドバーグさんが・・・
グーグルには彼女がいます・・・・大人気のプロダクトマネージャーAvni Shah, VP of product management for Google Chrome
<出所:ビジネスインサイダー>
アップルウオッチイベントにアフリカでのハーフマラソンの映像と共にスーパーモデル(クリスティ ターリントン・バーンさん)が活用されていました。その理由は「アップルが多様性批判に悩んで」いて「多様性を積極的に推し進める姿勢」を示す為です。
日本でも安倍内閣が「企業の女性役員の数をxx%まで増やせ」と言った掛け声でダイバーシティ=多様性を推進していますが、アップルなどの事例を見ていると米国ではもっと社会的圧力が強いようです。
■ 多様性=ダイバーシティで苦労するアップル
統計数字を見るとシリコンバレーの各社似たり寄ったりですが、アップルの場合、グーグル、フェイスブックと共に目立つ位置にいるので批判が集中していました。特にアップルの場合には、「役員、取締役の中に女性がいない」「イベントのステージに女性が登場しない」と言った批判がありました。そう言った批判に答えて社会運動家兼スーパーモデルのChristy Turlington Burnsさんがスマートウオッチを中心とした3月9日のSpring Forwardイベントに起用されています。それに対して「ちょっと奇妙だ」とか「何故この前雇った、元バーバリーCEOのアンジェラ・アーレントさんを出さないんだ」と言った細かい批判が聞こえてきます。何しろ2007年以来、イベントステージに挙がった女性の数がたった一人のアップルだそうですから。でもこれは第一歩だそうです。
また同時にアップルはテックビジネス業界の多様性促進の為に5千万ドルを寄付しています。
■ LGBT差別反対などで遅れたアップル
2013年のLGBT差別反対運動ではアップルはCEOのマークさんが参加したフェイスブックやマイクロソフト、グーグルに後れを取りました。LGBT 差別反対運動は多様性の象徴でもあります。その後2014年にはアップルはテイム・クックCEOを始め5千人がレインボウパーティに参加しました。その後クックCEOのカミングアウト(ゲイ宣言)が続きました。
また最近、アップルは人事や店舗などの関連で女性を役員に登用しています。取締役会には女性が一人しかいないと言う批判もありました。この点シャーリー・サンドバーグさんをCOOに持って彼女が多様性を進めるフェイスブックは得してますね。
■ 数字は他社と大差ない現状
アップルはイベントに登場する女性の数の少なさ(確かにグーグルは素敵な女性がグーグルIOに登場します)やリーダー層の女性の少なさが批判されていました。しかし以下の数字だけ見ると大きく他社と大差ないようです。
<出処:マシャブル>