iPhone6とアップルの勝利宣言、社員の感謝祭休暇を延長
西部戦線 異状なし・・・(All Quiet on the Western Front)
小さな問題は起こっていても 歴史の大局に影響ないよ・・・
アップルの社員は良く働いた・・・さあ、皆で七面鳥を食べようよ・・・・
勝利宣言と共に11月末の感謝祭の休暇延長を発表したクックさん・・・・
<出所: 9to5Mac>
iOS8の更新問題、ICloud問題などは・・・歴史から忘れ去られる些細な出来事・・・・1930年の米国映画の名作・・「西部戦線異状なし」
反戦がテーマのアメリカ映画なのに主役はドイツの青年です・・・・
<出所:アマゾン >
<出所:http://yauyaku.air-nifty.com/brog/2011/04/post-1b3a.html>
レマルクの作品では個人的には、お酒のカルバドスが出て来る凱旋門が大好きだったのですが・・・
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アップルのテイム・クックCEOが社内で11月の社員の感謝祭休暇を延長し、まるまる一週間の休暇を発表しました。(11月24日、25日、26日を有給休暇としました)これは昨年も取られた措置ですが、今年は「9月、レコード破りのiPhone6販売を達成した」と言う勝利宣言が加わっています。
クックCEOが持ちあげたのはiPhone 6, iPhone 6 Plus, iOS 8, Apple Pay, 更にApple Watchです。
■ 小さな問題は起こっているが・・・
IOS8のアップデートが駄目で直ぐ引込めたり、曲がるiPhone6に対して9件苦情が来たり、ICloud問題でFBIと話し合うなど小さな問題は起こっています。しかし大局には問題が無く、アップルはビジネスで勝利したと言う判断です。
レマルクの有名な小説に「西部戦線異状なし」があります。第一次世界大戦が終焉した時、前線では小さな小競り合いなど事故が時々起こりました。しかしそれも戦争の帰趨=大局には全く影響が無く、小さな片隅の事件として歴史に忘れ去られて行った最終場面が有名です。アップルのクックCEOの眼から見れば、9月のアップルは大勝利、ささいな問題は起こっていてもアップルビジネスは「西部戦線異状なし」と言う処でしょうか。
■ 第二陣は20各国で販売開始
さてアップルのIPhone6は第二陣として9月26日からニュージーランドなど20カ国で販売が始まろうとしています。(Austria, Belgium, Denmark, Finland, Ireland, Isle of Man, Italy, Liechtenstein, Luxembourg, Netherlands, New Zealand, Norway, Portugal, Qatar, Russia, Saudi Arabia, Spain, Sweden, Switzerland, Taiwan, Turkey and United Arab Emirates.)
この中でアラブ首長国連邦(United Arab Emirates)だけが27日と言うのも面白いですね。イスラムの金曜日は安息日と言う事で休日(合同礼拝(集団礼拝、金曜礼拝)の日)ですから。
■ 次の注目点は・・・・
アップルの次の注目点はアップルウオッチの発売日です。今のところ2月のバレンタインデーに間に合わせるだろうと言う予測が出ています。また2015年に発表される脱玩具版アップルテレビも注目です。これはコムキャストとタイムワーナーとの合併承認の影響などで遅れています。
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