米国CATV最大手コムキャストの計画するWiFiファースト・モバイル・ネットワークは実現するか!!?
タイムワーナーとの合併を米国FCC(連邦通信委員会)に申請している米国CATVトップ企業のコムキャストは、競争の激しいCATVよりもブロードバンドの販売で最近は稼いでいます。CATV市場では通信キャリアやインターネットCATVと言うべきネットフリックスに押され気味、しかしブロードバンド市場では優位に立っており、そうなればセルラーネットワークが欲しい処です。
当然、その延長線上にモバイルネットワーク立ち上げを検討中です。(既にFCCに説明している)その手法はWiFiファースト・モバイル・ネットワークと呼べるサービスです。通常の通信キャリアのセルラーネットワークが、携帯電話網が先、補足的にWiFiネットワークにトラフィックを逃がすものであるのに対して、逆にWiFiファースト・モバイル・ネットワークを中心に仲の良いベライゾンワイアレスのセルラーネットワークで補足する(トラフィックをダウンロードして逃がす)と言う面白いアプローチです。
更なる特長は商業施設に設置したWiFiネットワークのホットスポットだけでは無く、顧客の自宅に設置したホットスポットもパブリック用に活用します。(顧客用のホットスポット(Hotspot 2.0)は構造がデユアルになっており、プライベート利用の他にパブリック利用が同時に出来ます)それにCableWiFi consortium,の20万ホットスポットを加えれば100万か所にホットスポットが設置されたことになります。
中々面白いアプローチですが、果たして上手く行くでしょうか?
注目に値します。
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コムキャストのホットスポット網(顧客の自宅を含む)
<出所:ギガオム>
★★Comcast turning Chicago homes into public Wi-Fi hot spots
★★Seeking an edge with regulators, Comcast dangles the idea of a Wi-Fi-first mobile network
★★ Comcast’s hotspot network grows to 1M nodes, driven by crowdsourced Wi-Fi