オルタナティブ・ブログ > インターネットの第二の波とソーシャルメディアマーケティング >

テレビのデジタル化がドライビングフォースとなり、全ての情報メディアが一旦、収縮する時代の羅針盤

スマート革命とアップルテレビ、タイムワーナーのCEOがアップルテレビの登場を「確かに動きがあり、是非、作ってほしい、ウエルカム」と発言!!

»

<序文>

 2日前(11月28日)ビジネスインサイダーが主催したIGNITION 会議にタイムワーナーのCEOであるJeff Bewkes氏が招待され、アップルテレビに関して質問が出ました。

そこで彼は「アップルテレビはウエルカムだ」と発言しています。

 

アップルサイドでCATVからの番組提供やセットトップボックス代わりにアップルテレビを活用すると言った一連の交渉をしているのは、iCloudや地図、音声のシリなどアップルのサービス担当のエディ・キュー氏だと言われています。タイムワーナーのCEOのアップルテレビ・ウエルカム発言は2年越しと言われる彼の有料テレビ業界との交渉が一定の成果を上げ始めたと考えられます。

 

★★Time Warner CEO wants Apple to make a TV

 

 ★ TIME WARNER CEO: I Hope Apple Makes A TV

★★ Eddy Cue: Apple's Rising Mr. Fix-It

 アップルテレビを歓迎するとしたタイムワーナーのジェフ・ビューカスCEO

Jeff_bewkes_610x458

<引用もと:CNET>

 アップルのCATV交渉担当のエディ・キュー上級役員

Cueobvm906_1129ed_d_20121129105710

<ウオールストリートジャーナル誌>

 

<アップルテレビへの期待>

 タイムワーナーのCEOは、現在のCATVなどの「有料テレビは、200チャネルもあり「操作性とナビゲーションの改善が問題だ」と答えています。そして「アップルはこの問題をシンプルに解決する天才企業であり、音楽端末や電話機で示したその組織的能力はテレビの再発明にも当てはまるだろう」と言っています。

 

但し、この問題に取り組んでいるのはアップル以外にも大勢のメーカーがいると付け加えるのを忘れていません。(ゲーム機のマイクロソフト、ロク、グーグルテレビなど)

 

<タイムワーナーCEO発言の意味>

 アップルは現在、有料テレビ各社とコンテンツやチャネルのばら売り、セットトップボックスの問題などで精力的に交渉中と噂されています。(アップルのエディ・キュー氏が担当)今回のタイムワーナーCEO発言は、アップルを含む各社が実際に開発に動いている点を認めた点が大きいと考えられます。また有料テレビに番組を提供する有名企業のCEOがアップルテレビへの正確な期待を表明したという点で画期的です。アップルの有料テレビ業界との長い交渉がやっと実を結び始めた証拠と言えるかもしれません。

 

いよいよ2013年に向けてのアップルテレビの期待が高まります。

Comment(0)