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開発ツールビジネスの再生に格闘。マーケティングの視点で解説

MacからHDMIでUstream配信のその後

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先日のデベロッパーキャンプの報告でも書いたとおり、Ustream配信にあたって、配信機器がMacからのHDMI出力を受け付けず、いくつかのセッションで、画面出力直接ではなく、ビデオカメラによる撮影映像を配信する対応を余儀なくされた。

最近、デモマシンにMacを使う人が増えてきたので、Macがダメってのはつらいな、と思っていたが、イベント会場は配線も複雑だったので、本当にMacは受け付けないのか、再度実験してみることにした。

せっかくなので、HDMIセレクタも使って、WindowsマシンとMacマシンを途中で切り替える、なんてこともしてみた。

はじめに、Macから純正の変換アダプタ経由でHDMI出力を直接LiveShellに入れてみた。

問題ない!

Mac側では、LiveShellを認識して、画面解像度をLiveShellに最適化する。だが、これはいかん。解像度が細かくなりすぎて、Ustream配信では、文字を認識しずらくなってしまう。「Retinaディスプレイに最適化」とすると、きれいに映った。

Ust

Macからの音声出力も、出力先をLiveShellに設定すれば、問題なく受け取れる。ちゃんとUstream経由で、音声も配信される。

どうやら、デベロッパーキャンプのときは、会場設備側に何か問題があったということか。もし、そういうことなら、会場の調整卓の出力を使うのではなく、講師のマシンから直接HDMI分配機につなぎ、会場出力とUstream用に分けちゃえば、うまくいくということか。

さて、気をよくして、HDMIセレクタを間に入れてみた。

Livesheel

この方法でも、ちゃんと配信される。ただ、画面切り替えに時間がかかるのと、一瞬紫色の画面が表示されるのが難だ。もう少し高級な切り替え機を使えば、この辺も解消されるのかもしれない。

いずれにしても、MacとWindowsマシン2台で、ちゃんとUstream配信できることが分かったので、本日夕方17時から実施する予定のデベロッパーTVでは、従来のGotoWebinar形式の配信のほかに、Ustreamを使ったテスト配信も行ってみることにした。

もし、これがうまくいけば、次回からは、Ustream配信に切り替え、もっと手軽に視聴してもらえるようにしたいと思う。

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