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デザイナーの仕事と経理の仕事は意外と似ている

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スタッフにそう言われた時は??と思った。典型的な右脳と左脳の仕事のように感じられたからだ。「デザインもただきれいなデザインを作ればよいのなら結構速くできる。でも、なぜこのデザインでなければいけないのかとそこまでつきつめて考えると、とても時間がかかる。経理だって数字をまとめるだけなら結構速くできる。でもその数字の裏に隠されている意味も含めて仕事をするとなるとこれがまた際限のない仕事。そう思うと、この二つの仕事って意外に似ているなぁと思ったんですよ。」

仕事の本質的なことをついている言葉だなぁとわがスタッフに感嘆した。

うちのデザイナーと仕事をしているとデザインはつくづくロジックだなぁと思う。(もっともそのロジックを口頭でコミュニケーションしあおうとすると、左脳人間と右脳人間の差が出て面白いのだが)

またアークコミュニケーションズは月次決算を全社員に公表しているので、スタッフは皆、売上、粗利、利益の数字は知っている。でも、その数字がぴんとくる人はまだまだ少ないと思う。弊社の管理のスタッフはその数値に隠された意味をとらえ、次のアクションにつなげてくれるのでこれまた心強い。

なんだかスタッフ自慢になって恐縮だが、仕事って氷山と同じで、人に注目されやすいごく一部の表層的なものの下に、どれだけたくさん詰まっているかが、真価ですねぇ。

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