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【閑話休題】コスプレ寿司屋でシャンソンを唄う初音ミクを妄想した件

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昨夜はクリプトン・フューチャー・メディアの伊藤社長、『栗原潔のテクノロジー時評Ver2』の栗原さん、『ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦』 の吉川さん、『CloseBox and OpenPod 』の松尾さん、そしてユカタン……もとい ITmedia の岡田有花さんというメンバーでお食事をご一緒させていただきました(ご覧の通り、ウチのクマも同伴いたしました)。

一次会の会場は普通の居酒屋だったのですが、二次会は「コスプレ酒場 ふしぎ亭」というお店。文字通り店員の女性がみなコスプレをしているという飲み屋で、さらに彼女たちが寿司を握ってくれるという仕掛けも。いやぁ、恥ずかしながらリアルでコスプレを見たのは初めてだったので、「オレンジ色の髪をした女の子が3次元で!?」とキョロキョロしてしまいました。しかし店員を撮影するためにはポイントカードにスタンプを集めなければならず、ポイントがなければ例え手のひらだけでも撮影NGとのことで、上のような写真だけになってしまった次第。

しかしコスプレの女性がウロウロする中で、参加者のみなさんは著作権のあり方についてディスカッションしている……というなかなかシュールな状況を体験してきましたよ。個人的に面白いなぁと思ったのは、「初音ミク+ニコニコ動画」という日本のユニークな文化を海外に紹介できないか、という議論。トフラーやアラン・ケイあたりを無理矢理連れてきて、日本で起きている現象を説明すれば、喜んで本を書いてくれるんじゃないか……などという素晴らしいアイデア(?)まで飛び出したり。初音ミクが全米チャートに登場する日もそう遠くないのかも!?

しかし個人的には、「萌え文化」に理解のあるフランスの方が受け入れられやすいのでは、と思ってしまいました(フランスではコスプレまで流行しているそうですし)。フランス語にはリエゾンなど発音上の問題が多くあるので、簡単には「フランス語版初音ミク」を開発できないようなのですが、ぜひこの歌を唄う初音ミクを見てみたいところ:

……個人的妄想ですみません。しかし France Gall も改めて見ると、「萌え」に通じるものがあるように感じませんかそうですか。

ということでまとまりのない話になってしまいましたが、初音ミクとそれが生み出した現象が、今後も様々な形で発展していくと良いですね(個人的には先日も書いたように、アートとして捉えられるというのも進んで欲しいところ)。

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最後に伊藤社長さんから、初音ミクグッズをいただいてしまいました。ありがとうございます!近々コミケ会場で、肩に「01」のシールを貼ったクマが見られるかどうかは不明。

< 追記 >

松尾さんによる「コスプレ居酒屋ディスカッション」のレポートです(いや、コスプレありきではないのですが):

初音ミクの世界進出に必要なもの (CloseBox and OpenPod)

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