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決して最先端ではない、けれど日常生活で人びとの役に立っているIT技術を探していきます。

みんなで渋滞レポート - Commuter Feed

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誰かが一人で地道に調べるよりも、大勢で一斉に調べた方が効果的なものがあります。道路状況もその1つでしょう。「ネットを通じて不特定多数の人々(場合によってはクルマ自身)に道路状況をレポートしてもらい、集約して渋滞情報として使う」という発想は理解しやすく、目新しいものではないですが、それを Twitter 経由で行おうというサイトが登場しました:

commuter feed

commuter_feed

Wired の記事で紹介されていたのですが、 仕組みは簡単です。ある一定の書式に従って道路状況をコメントすると、それが集計されて個々の都市ごとに一覧表示されるというもの。対象となる都市はアメリカ国内だけではなく、東京のページなども用意されているのですが、残念ながらまだ投稿ゼロ。なので、渋滞と言えばやはり(?)ロサンゼルスのページを見てみましょう:

Commuter Feed: Los Angeles. USA

予想通り、いくつか投稿がありますね(もちろんアクセスしたタイミングによっては、何も出てこないかもしれませんが)。

言われてみれば、Twitter の気軽に書き込めるという性質は、こういった「みんなから情報を送ってもらう」という形式のサービスにピッタリかもしれませんね。ついでに集計結果も何らかの形で Twitter 上から確認できるようにしておけば、さらに利用者が増える->レポートを送ってくれる人も増えるという好循環が期待できるかも。また道路状況だけでなく、天気予報(ex.「いま新宿だけど、小雨が降ってきました」)や桜の開花・紅葉レポート(ex.「井の頭公園はまだ五分咲きです)などにも使えそうです。

人々にちょっとずつ手助けしてもらうことで成り立つサービスは、当然ながら参加のハードルをできるだけ下げなければなりません。いまなら Twitter が、その役目を担ってくれる有力な候補というわけなのでしょうね。ということで、「自分のサイトにも、Twitter 経由で情報が集まるようにできないか?」と考えてみても面白いかもしれません。

< 追記 >

東京のページに投稿してみましたが、残念ながら日本語だと文字化けしてしまいました。自分も投稿してみたい、という方は以下が書式になりますのでご参考に:

@commuter NRT (メッセージ)

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