来年の手帳、買いましたか?
11月に入ると、書店や文具コーナーに来年の手帳・カレンダーが並び、そろそろ選ばなくちゃ……という気分になりますよね。最近「手帳活用術」的な内容の書籍や雑誌が多いですから、今年はいつにも増して各店が力を入れているように感じます。そんな注目度の上昇に合わせてか、様々な目的に特化した手帳というのもが増えているのだとか:
■ 手帳で自分を磨く 目的特化型 売れています (FujiSankei Business i.)
紹介されている「特化型手帳」、目にしたことがある方も多いかもしれません。英語力をアップする、仕事に役立てる、仕事と家庭を両立させる……などなど、様々な目的に合わせて工夫が施された手帳が登場しています。ここに紹介されていない手帳でも、以前ご紹介した『京都手帖』のように、まだまだユニークなものが沢山ありますよね。
広報担当の大竹朝子さんは、「自己啓発書などを読んで、そのときは『よし、やろう』と思ってもすぐに忘れてしまうことが多い。日々使う手帳なら、スケジュール管理のたびに自分の目標や時間の使い方を目で確認できる」と商品の魅力をアピールする。
個人的には、記事内の上記の部分を読んで、ネットなどで紹介されている仕事系ライフハックが印刷された「ライフハック手帳2008」を ITmedia さん監修で出してくれないかなぁ、と思ってしまいました。以前「ライフハックを実行に移すためのライフハックが欲しい」などと怠けたことを書きましたが、こういったアドバイスって、読んだときは「やろう!」と思ってもすぐに忘れてしまうんですよね。その点、普段目にする手帳に「今日(or 今週/今月)はこんな工夫をしてみよう」と書かれていれば、実行できる確率が幾分上がるかも。「ライフハック欄」という空欄が設けられていて、そこに自分で見つけたハックを書き込めるようになっていてもいいですね。
しかしいくら手帳(正しくは手帳活用術?)がブームとはいえ、デジタル機器でスケジュール管理する人が増えていることも事実でしょう。将来的にはこんな「特化」の波が、デジタルの世界にもやってくるのでしょうか。SEや営業の行動パターンに向けて最適化されたオンラインカレンダー、なんて登場したら人気を博すかもしれません。それがどんなものか、僕にはアイデアがありませんが(あってもナイショですが)……。