「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　週末なので、ガジェットネタは少し休み。（←ブログの趣旨が変わってきているような・・・汗）

　最近、ビデオポッドキャストをよく見ています。以前からいくつかは見ていたのですが、玉川さんに「NBCがおもしろい」と教えていただいてから。いつの間にか、こんなにたくさんのビデオポッドキャストがアップされていたんですね。ま、CNNのように、後半は地方の話題なんてのもありますが。
　その中で、日テレの汐留リーダーズEYEというものがあります。いろいろな企業のトップを招いて話を聴くというものですが、最新のものはコカコーラの魚谷会長。以前から興味のある方だったのですが、なかなかお見かけする機会がなかったので、とても興味深く拝見しました。
　会社員になって、何年後かに留学して、MBAとって、転職して、という経歴はよく聴く話ではありますが、魚谷会長が留学時代のことを仰っていたことで、

コミュニケーションのテクニックを学ぶと思っていたのだが、実はコミュニケーションの基本は、前向きに人生を生きるという、自分の情熱みたいなものがあってこそ初めて人に対して、本当の意味でコミュニケーションができるんだ、ということを教えられた

というお話が頭に残りました。
　私たちが学ぶコミュニケーションというと、人前でプレゼンテーションをする場合のテクニックというか、目線とか、傾聴といったことが多いように感じます。
　しかし、魚谷会長が仰るように、自分が伝えたいものを持っていてこそのコミュニケーションなんですよね。「あぁ、そうだなぁ」と実感しました。
　もちろんコミュニケーションは、相手の話を聴くことはとても大事で、そういう意味では傾聴ということは間違っていないと思います。しかし、それもテクニックに走ってしまい、傾聴している振り、みたいな感じになっているケースを見かけることがあります。特に、コーチの人に感じることがあります。
　自ら発信すべきことを持っているからこそ、相手のことに本当に興味を持つことができ、話を聴くことも、伝えることも、そして議論することもできるんだということを、改めて教えていただけたことに感謝です。