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2008/06/01

食品自給率の低い国で出来ることを考える

社会
 

 世界一受けたい授業、というテレビ番組を見ました。面白い番組なので、自宅にいるときは時々見ています。昨夜は、食品自給率について話されているのを見たのですが、私も前から気になっていることです。
 日本の中で散々産地偽造があり、賞味期限もあれだけ問題が起き、さらには豚肉と牛肉さえ分からないことがありました。そして、中国から輸入された餃子問題も未解決のまま。
 中国がどうした、とか他人のことを言っていてもどうもなりません。「中国のものは食べない」それもかなり難しいですよね、外食すれば、そば粉さえ60%以上は中国からの輸入です。かといって、蕎麦屋さんでいちいち「これはどこどこからの輸入です」なんて教えてくれませんしね。
 そして何より、食品自給率が39%。(ここの情報だと40%ですが、似たようなもんです)Wikipediaによると、安い輸入食材に頼り続けてきた結果、1965年に既に73%しかなかったものを、輸入をどんどん進めた結果、40%になってきています。(一方、アメリカでさえ、常に100%以上を保っています)
 特に都道府県別で見ると、1%の東京都に住む人間として、さてどうする?と思うわけです。会社員をやっているわけですから、農業をするなんてとても出来ません。そして、当然「食べない」なんてのも無理です。
 じゃぁ、諦める?いや、少しでもあがきたいな、と思い、大葉とか、ネギとか、ベランダや狭い庭でも出来る家庭菜園をやってみるってどうでしょう?
 ニラなんてのも、肥料なしで育ってくれます。そうやって、日本の食品自給率に頼らず、自分で何かをやってみることは、とても大事な気がしています。
 自分で何もやらないで、日本の政策・政府を非難していてもしょうがないですもんね。かといって、私は政治家になる気は毛頭ありませんし。
 だから、自分で出来ることを、出来る範囲で取り組んでみる。それがいいな、と考えている次第です。
 ちなみに茨城には、ザクロ、タマネギ、アボガド、姫リンゴ・・・あと何を植えたっけな。なんか色々植わっています。どうなるかは分かりませんが、茨城の美味しい野菜と併用して、楽しみながら自宅の食品自給率を少しでも上げていきたいと考えている、今日この頃です。

kumaboo

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