「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　慢性的に遅くまで残っている人が多いオフィス。特にSIの会社には多いように感じます。「僕は夜型です」などと言って、単に時間がシフトしてしまっているケースもあるようですが、朝遅いわけでもないのに、慢性的に遅くまで残っているオフィスがありますよね。
　「早く帰りたいんですが、なかなかそういうわけにはいかなくて」
　「早く帰りにくい雰囲気なんですよね」
　そんな声を聴くこともあります。それぞれに事情があるのかも知れませんが、そもそも「早く帰りたい」と、本気で思っているのかな、と疑問に思うこともあります。
　慢性的に遅く残っていることが、なんとなく自分を安心させていたりしないでしょうか。早く帰って○○をする、といった目的があったり、何が何でも早く帰るんだという意志が感じられないことがあります。
　なんとなく遅くまでいて、タバコ部屋に言って愚痴って、といったようでは、早く帰ることは出来ないんじゃないかな、などと感じます。
　もちろん、上司が早く帰ることをしなくてはいけないと思います。また、慢性的に遅くまでいることを認識し、分析しなくてはならない。
　しかし、遅くまでいる人自身が、そのことを認識し、変える努力を本気でしない限り、状況は改善しないと思う今日この頃です。