「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　まもなく4月。新卒が入ってきます。去年の新卒たちも、先輩として後輩たちを指導する立場になります。2年目も、3年目も、みんな更に一つ先輩になりますね。
　時期的にも、あちこちで引き継ぎが行われているのはないでしょうか。引き継ぐ相手は、同輩だったり、先輩だったり、あるいは後輩だったり。色々な引き継ぎがあるのだろうと思います。

　引き継ぎという作業は、決して簡単ではないですね。日々ルーティンになっている作業も、体系立てて整理する必要があるから、です。自分では出来るけれど、指導することは難しいのと同じですね。

　そういった引き継ぎを行うとき、自分の仕事のことを、なんと説明するのでしょうか。　

　営業、マーケティング、情報システム。それらは部署名であって、自分の仕事のことではありません。自分の仕事は、いくつかの作業で成り立っているのでしょうが、それをどのように説明すれば相手は理解できるでしょうか。
　人によっては、いつまで経っても引き継ぎが終わらない、なんてケースがあると思います。そういうケースの中には、実はちゃんと説明しきれない、といったことも起きているのではないでしょうか。（過去にそういうケースを見たことが・・・）

　こんなことって、あんまり考える機会ってないと思うんですよね。引き継ぎのタイミングというのは、突然来る可能性があります。その時に、自分の仕事をどう説明するか。
　こういったタイミングに、自分自身のスキルが見えてくるように思います。