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2008/03/04

時間を切るということ

ビジネス
 

 昨日から北京に来ています。北京首都空港に着くと、タクシー乗り場でタクシーがきちんと整列しており、びっくり。まるでアメリカのどこかの都市のようです。
 タクシーで空港を出ると、空が真っ青。黄砂のシーズンと聞いていたのですが、全くその気配もなく、快晴です。昨年後半から青空が見えるようになったのですが、去年の今頃にはあり得なかったこと。無理矢理工場移転をしているのとかが、効いているのでしょうか。

 さて、昨日はオペレーション会議。今年全体のオペレーションデザインは終わっているので、詳細な部分も含めての打ち合わせ。ただ、データを送ることで済む内容も多く含まれているため、そこは後でデータを送って照合。
 今まで成り行きでしか会議をやったことのないメンバーもいるため、会議の冒頭に議題を書き出し、終了予定時刻を切りました。18時終了予定です。
 ですが、結局18時を過ぎてしまいました。ここが大事なポイントです。18時を過ぎること自体が問題だとは思っていません。大事なのは、過ぎても気にせず「終わっていないから」という理由で進めようとすることです。
 終わっていないのは、なぜ終わらなかったのか。時間の見積もりが甘かったのか、あるいは進め方に問題があったのか。それとも、何か問題を抱えていたのか。ここを振り返ることが、とても大切なことだと考えています。
 僕以外に3人のメンバーがいたのですが、一人のメンバーはそこら辺を理解しているので、前に進めようとします。しかし、今まで成り行きで仕事をすることに慣れてしまっている、あとの二人は、終わらなかったことを意に介せず、という感じです。なので、2番、3番の議題と進んでも、平気で2番に戻します。一つ一つを終わらせるという習慣がないからですね。
 ここでも最初の上司はとても大事だと痛感します。最初の上司がこういったことを教えてくれないと、そのまま年を重ねていき、30代半ばになっても恒常的な残業をすることになります。

 本人はそれでも良いのかも知れませんが、家族、同僚などを考えると、どこかで正すほうが良いな、と思う今日この頃です。

kumaboo

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