「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　梅田望夫さんの「ウェブ時代５つの定理」を読みました。梅田さんがぐっと来たビジョナリーたちの金言を集めた書籍です。どの金言も、現代のIT、インターネット社会を語る上で欠かせない人物ばかりですが、その中で僕が一番ぐっときたのが、アップル社のスティーブ・ウォズニアックの言葉です。

最高の倫理観を持って、物事に対してオープンであれ。
そして隠し事をしてはいけない。
Try have highest of ethics and to be open and truthful about things, not hiding.

　短い文章ではありますが、非常に深いと思います。僕たちは普段、色々なことに対してオープンに向き合うつもりであるはずなのに、気がつくとある一定の先入観念を持って話していることに気付くことがあります。
　だから「あり得ない」と思ってしまったり、「ふつうはさぁ・・」なんて説教モードに入ってしまうのではないかな、と。（必ずしも、それだけではないでしょうが）

　しかし、僕たちが自らを成長させたいのであれば、本気で成長するつもりなのであれば、数々の知識を先入観として利用しないほうが良いように感じています。
　自己を磨き上げるためのセミナーを受講したり、自分が成長するにはとても良いチャンスであるプロジェクトに巡り会ったときでさえ、様々な先入観のもとに考えてしまうことがあります。それは時として、思考停止になってしまうおそれがあるわけですよね。

　昨夜、八重洲ブックセンターでふと手に取った本から、とても深い定理を学ぶことが出来ました。