「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　昨年、商工ジャーナルが「笑いで組織とビジネスにパワーを！」という特集を組み、僕に記事の依頼をいただいたので、「会議は笑いを求めている」タイトルにしました。
　FAJ（日本ファシリテーション協会）の定例会や研究会で、「プロセスを大切に」とか「プロセス重視」という言葉を聞くことが多いのですが、そもそもプロセスが何か分かっていない人が言っていたり、プロセスだけを大事にすることに注力し、コンフリクト（あ、また横文字・・・）を避けようとしすぎる傾向が見られます。
　プロセスという、抽象的な言葉を使うから分かりづらくなるのかも知れません。大事なのはどういう過程を経てきたか（同じこと言ってるんですが）、ということも大事にしよう、ということなんだと思います。
　で、その過程では、しかめっ面ばかりするのではなく、笑顔を見せながら話し合うことも大事だろう、と思っています。
　バカ笑いは必要ないでしょうが、笑うことで人は活性化されるのは事実だと思います。人が活性化されることで、場（空気というべきでしょうか）も活性化されるわけですよね。
　今朝の新聞に、関西大学が笑いを計測するシステムを開発した、とありました。会議でも、どれだけ笑ったかで、ファシリテーターや議長が評価される仕組みがあると良いのだろうな、などと思う今日この頃です。