「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　先週末は、川崎市中原区の大戸神社祭礼でした。川崎のお祭りは、東京、特に浅草や墨田区の豊作祈願祭りと違って、豊作祝い祭りです。なので、10月には多くの祭りが行われます。
　大戸神社は、もともと体育の日（10月10日）に行っていたのですが、体育の日が変わったことで「体育の日の前の日」ということになりました。そのことで、今まで重ならなかったお祭りが、何カ所かでぶつかってしまうようになりました。
　で、今年は「体育の日の前の日」でありながら、第１日曜日になってしまったため、また更に他のお祭りと重なってしまい、中原区、宮前区辺りだけでも7カ所くらいのお祭りが重なり合い・・・。おかげで、担ぎ手の皆さんはあちこちへと大忙し。
　天気が良かったこともあり、幸い大戸神社にも多くの担ぎ手の皆さんが来てくれました。（もちろん、例年よりはずっと少ないですが）
　僕は今年も神輿統括を担当いたしましたが、今年は仕事の都合上、週末に日本にいることが少なく、川崎のお祭りはこれが今年最初。なので、久々に会った顔ばかりです。
　とは言っても、直接顔を合わせることで、一気に１年分の情報がなだれ込んできます。あそこはどうした、あいつはどうだ、といったたわいもない話ですが、このコミュニケーションが楽しくもあり、また大切なんだろうと思います。
　これは電話では成立しにくいコミュニケーションですし、ましてメールではどうにもならない。直接顔を合わせるからこそのコミュニケーションだと思います。
　「情報なんて、必要なものだけで良い」と割り切る方もいらっしゃいますが、必要なものだけ、と言ってしまうと、実は必要なものすら入ってこないことってあると思うんですよね。
　何をもって「必要」と定義づけるか、という問題もありますが、face2faceの情報は、なるべく取り入れていきたいと思っています。