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2007/07/10

言い訳から入る

ビジネス
 
社会
 

 アメリカ人は謝らない、と言われることが多々あります。謝る=弁償、出費に直結しているということだそうですが、謝らないのは中国人も似たところがあります。若干、様子は違いますが、日本人的に考えると謝れば済むようなことでも謝らないのは、いずれも同じだと思います。
 ところが最近、上海や北京といった都市圏では、謝る人を見かけるようになりました。レストランのウエイトレス、タクシーのドライバー、地下鉄の乗降などなど、誰がとか、どこでといった特定の場所に限らず、謝る人が増えてきた気がします。
 上海にお住まいの日本人の方のご意見では、経済が豊かになってきた証拠ではないか、というご意見もあります。それもあるのかも知れません。
 が、とはいえ、それはまだごく一部。何か明らかに自分のミスでも、言い訳したがる人が多いのも否めない事実ではないかな、と思います。昨日も、ホテルに戻るタクシーのドライバーに「ホテルは裏門からも入れるから」と裏門を説明したところ、「そこは普段使われていないから、俺は知らないんだ」と、知らないことを正当化しようと(苦笑)していました。
 さて、僕たちの日本に戻ってみて、まずは謝るという日本的文化(良いか悪いかは別にして)は、踏襲されているでしょうか。僕個人的には、謝らない人が増えている気がします。あ、いや、最終的には謝るのですが、まず言い訳から入る人っていませんか。
 別にそんなこと聞いてないよ、と言いたくなるような言い訳から始める人って、いないでしょうか。僕の周りだけかな。まず言い訳し、相手が納得、または諦めたらようやく謝りはじめる。そういう人を見かけることがあります。
 しかし考えてみると、この言い訳は結局自分に対する言い訳にしかならない気がします。ほとんどの場合、相手は納得せずに諦めるのだろうと思うからです。「わかった、もうあなたのことを叱るのは、もう止めることにするよ」みたいな感じで。
 なので、この言い訳は、言い訳をしている本人の期待通りの効果を発揮していないわけです。ただ「言い訳ばかりするんだよな」という印象を植え付けるだけなのですね。
 そう考えてみると、どんなに言い訳したくなるような理由があっても、まず謝ることが(少なくとも日本では)受け入れられる気がします。まず謝り、その後で説明する。そうすると言い訳と思われず、説明と理解してもらえる。先に説明すると、受け手にとっては言い訳にしか感じられない。それは、謝ると説明の同時進行でも同じ、ですよね。そういうものなのだと思います。
 なんか言い訳という文字だけ太字にしたら、すごい不思議な文章になった気がする。。。

kumaboo

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コメント

2007/07/10 12:10

こんにちは!


雑談で申し訳ないですが、米国にいると「Excuse me」と「Sorry」は、明らかに使い分けられています。思えば「Excuse」とは「言い訳」とも訳せまして・・・

道路やエスカレーター等ですれ違うとき、Excuse me」と言って追い越していったりしますが、ぶつかると「Sorry」といいます。
私が渡米していたときはかなり慣習として定着しています。

でもこのエントリを拝読して、「Excuse me」って「失礼!急いでるから追い越させてもらうヨ」って「言い訳」しているのかあ、と思ってしまいました・・・

2007/07/10 18:31

>トラパパさん
言い訳と説明って、紙一重な気がします。もしかすると、言い訳に近いからExcuse meなんでしょうか。

2007/07/16 01:09

大木さん、こんばんは!
います!います!
別に責めているわけじゃないのに・・・と思いますが、必死に言い訳する人はいますね。
とりあえず謝っておいて、じゃあこういう場合はどうしましょうかと話を進めるとうまく取り返すことができるのになぁと思います。

2007/07/16 08:04

>手文庫さん
ごんにちは。
その通りですね。何か間違いが起きると、個人が責められている気になるのではないかな、と思っています。
ある意味で、自意識過剰なのでは、ということなのですが。

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