2009年12月
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2007/06/20
トラパパさんの「「Up or Out」~責任のとりかた」というエントリーを拝読しました。
結果を出せば「上がる」、出せなければ「去る」、という非常に厳しい原則論です。
実に厳しいですね。しかし、紛れもなく正論です。トラパパさんも書かれていますが、「上がる」の主語は給与(収入)であったり、職位であったりするわけですね。結果の出る人なのですから、上がるべきですね。
その逆が厳しいわけです。これもトラパパさんの文章にある通り、「去る」までいかなくても「減給」「降格」などがあり得るわけですよね。
プロジェクトマネージャーは、この判断をしなくてはなりません。結果のでないメンバーを、プロジェクトから外す、という判断です。この判断は、とても辛いものです。しかし、辛いからと言って判断を先延ばしにすると、結果を出しているメンバーのモチベーションを下げたり、場合によってはトラブル(被害)の範囲を広げてしまったりする可能性もあるわけです。
プロジェクトマネージャーは、プロジェクトを成功させ、完了させることに責任を負っているわけですですので、当たり前といえば当たり前。結果の出ないメンバーに関わっているが故に、プロジェクトに支障がでてしまっては本末転倒。とはいえ、人間の心情として、なかなかスパッと外すということが出来ない人も少なくないとは思います。
トラパパさんのエントリーを拝読しながら、色々と思い返した今日この頃です。
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コメント
トラバありがとうございます(なぜか2つも!?)。
本当は感傷的になった自分の思い出も前提にあるのですが、それを書くと自分か周囲の自分を知る人の少なくともどちらかが号泣できる話になるので・・・
少しでも役にたったエントリになっていれば幸いです。
吉川です。あえてこっちにレスをつけてみましたが・・
「Up or Out」って個人的には基本のところでかなり合意できるのですが、やはりOutって極端だなというのは私もほぼ同意・・
で、Upのほうもこれ突き詰めると「ピーターの法則」になって全ての人は自分が無能なレベルまでUp仕切ってしまうという問題をはらんでいて、こりゃどうしたものか。と悩むこの頃です。
#すいません。単なる思いつきコメントなので全然まとまっていません。無視して下さい(^^;)
>トラパパさん
げっ!TB二つでしたか、ごめんなさい。
非常に考える機会をいただいたエントリーです。
>Yoshikawaさん
OUTは、日本では極端に感じますね。ただ、PMPのふるさとU.Sでは、ごく当たり前のことです。
正直、日本はまだまだ甘いのかも知れない、と感じている次第です。
もちろん、その反面UPにも「頃合い」をつけてしまうのが日本流なのでしょうね。
10万円の給料の人が、一足飛びに100万になることは、日本ではなかなかあり得ないことでしょうから。(独立する、とかは別にして)
こちらもまとまらない次第です。(^^;
トラパパさんのところでコメントしようとおもっていたのですが、頭を冷やしてこちらで。
自分の投稿で別途書きたいと思っているのですが、
仮面ライダーなどの怪人のボスは、怪人の手下が仮面ライダーを倒すことに失敗すると、決まってそこで抹殺してしまうんですが、Up or Outはそのようにイメージされます。
私は、いつ首を切られるか冷や冷やしながら働いているわけですが、基本は
・明確な基準による
・大幅Up(100%越えれば) or 大幅Down(普通でも)
という環境にいます。 この明確な基準と言うのが毎年問題になり、毎年制度や基準を変えてUPの人もDownの人も「満足」はしないまでも「納得」するものにしようと懸命になっています。
もし、Up or Out的な文化を作りたいのであれば、その前に、
明確な基準でRapid growth or Downとし、Downしても引きづらずに、単年度(あるいはquarter)で行うようにするべきだと思います。
>吉田 賢治郎さん
こんにちは。
仰るとおり、一度ダメだったからずっとダメ、という評価であってはいけないと思います。
また、リカバリーの機会を与えるのは良いことですよね。(与えてもダメな人は・・・ごにょごにょ・・・)