ITmedia 総合 | ITmedia News | ITmedia エンタープライズ | TechTargetジャパン | ITmedia エグゼクティブ | ITmedia +D PC USER | ITmedia +D Mobile | ITmedia +D LifeStyle | ITmedia +D Games | ITmedia ショッピング | ITmedia オルタナティブ・ブログ | ITmedia キャリア

Alternative BLOG navi

カレンダー

2009年12月



1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

2007/05/28

日本レストランの供給過多

ビジネス
 
社会
 

 上海では日本レストランが多く、食べ放題飲み放題を実施しているお店が多く見られます。高級店といわれるお店でも190元(約3,040円)でメニューに載っているもの全てが食べられ、飲み物もほとんどOKです。日本酒、芋焼酎、麦焼酎、ビール、ソフトドリンク、なんでもOK。一部のボトルは別料金となっています。
 特に古北新区と呼ばれる地域は、領事館があることもあり、多くの日本人が集うため必然的に日本レストランも多く集まってきます。
 しかし最近では、レストランが多すぎるという状態になっています。そして当然のように、次々出来る新店舗に対し、価格競争でしか太刀打ちできない店は淘汰されていってしまいます。
 特に多く見られるのは、脱サラで一旗揚げようと立ち上げたお店。こういったお店の多くが1年、2年で無くなってしまうようです。日本人向けのフリーペーパーしか広告媒体が無いため、あちこちのフリーペーパーに広告を出す。でも差別化しなくてはならないため、○○記念、○○割引といったように特典を打ち出していく。(例:事前予約すると20元引きなど)
 古北地区は地代家賃も安くないため、維持費が多くかかってしまいます。また日本人向けにしようとすると、従業員教育が大変です。こういった数々の問題をクリアしても、価格競争が待っているため差別化しづらい。刺身、天ぷら、寿司、何でも手に入る上海では、日本食というだけでは差別化しづらいわけです。
 とはいえ、進出してくるお店はまだまだ予定されているようです。出店と淘汰を繰り返し、上海の日本食レストランは成長を遂げていくのかも知れません。
 
 昨夜は、オーナーの黒木さんに内緒で、とても美味しいイタリア料理店のCOLABO古北店に行ってきました。(^^;お腹いっぱいと言いながら、4種のチーズピザ、ワタリガニのスパゲティなど、たらふく食べてきました。美味しかった!このお店は、味だけではなくスタッフ教育も素晴らしいので気持ちよく食事できますね。

kumaboo

この記事をソーシャルブックマークに保存しませんか?

コメント

コメントを投稿する






オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。

トラックバック

トラックバックURL:

http://app.blogs.itmedia.co.jp/t/trackback/77444/6987802

トラックバック・ポリシー