「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　ザ・ファシリテーターの著者、森時彦さんが第2弾、その名も「ザ・ファシリテーター２」を出版されました。ベタな名前と思うなかれ。サブタイトルは、「理屈じゃ、誰も動かない」です。どうでしょう？耳が痛いとか、「いる、いる」なんて思う方もいらっしゃるかも。
　まだ読んでいません。っちゅうか、発売前ですが。。。
　ただ、内容は論理的にものを考えるな、というものではありません。論理的思考は大切です。論拠は大切ですが、理論武装という言葉があります。はてなダイアリーに、cf:へりくつとありました。へりくつまではいかないのでしょうが、あぁいえばこういう、というものに近い気もします。何を言われても、反論し尽くす準備をしているわけですから。
　しかし、プロジェクトを動かす場合、相手は人間ですから感情もあります。感情の一つに、モチベーションもあるわけですね。だとすると、理論上正しいとは分かっていても、やりたくないとか、面白くないといった理由で捗らない、なんてことも起きかねません。
　特に、理屈という言葉が表すような、こじつけたものやへりくつでは、人は動かしにくいものだと思います。以前、理論武装という言葉が大好きな人がいました。が、周りは動いている振りをしているだけ、ということもありました。今から考えると、そういうことなんだな、と思います。
　気になる方、ぜひ予約して読んでみてくださいませ。