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2006/11/15

いじめという問題

社会
 

 いじめについては、軽々しく書けずにいました。そんな中、オルタナティブブロガーの仲間たちが、色々な意見を書いていただき、僕も見習って頭の中を整理してみようと思います。
 <参照>
 いじめについて(きょこコーリング)
 いじめとハラスメント(トラパパ@TORAPAPA)
 いじめはなくせない! ならば...(ITコンシェルジュの Try ! & Error ?)
 僕の場合、幸いいじめた経験はありません。いじめられたこと?小学1年の夏休みに転校したのですが、転校先の女性の先生にいじめられましたね。(いや、本当ですってば・・・)しょっちゅう殴られていました。いま考えてみると、3月生まれなのでトロかったんでしょうね。反応が、遅生まれの子とは全然違うはず。
 それも、その先生が妊娠して退職して(めでたい、めでたい)からは、なくなりました。体格が大きいほうだった、というのもあったかも知れません。
 小学3年生のころ、コナカという男の子がいました。いわゆる、知的障害者です。すごく優しい子だったのですが、いじめられるとメガネをずらしたまま泣き出すのが面白かったらしい。僕はコナカと仲が良かったので、いじめっ子を殴り飛ばしていました。(もう一人仲間がいたりして)
 殴り飛ばせる間は良いのですが、だんだんその数も増え、女の子もいじめるようになりました。僕らがいる間はやらないのですが、僕らのいないところでは、殴る蹴る、服を脱がすなど・・・。もちろん、全てに女の子も関わっていました。

 僕はコナカの裸など見たくもないし、泣いているコナカを見ても面白いどころか、不愉快なだけです。むしろ、コナカが東海道五十三次を覚えていることに、「すごいなぁ」と素直に感心し、よく読み上げてもらったものです。
 トラパパのお話など、読んでいるだけで涙が出そうです。いじめられたことはないけれど、いじめられて泣いている子を見て育ちましたから。

 さて、ではいじめはなくなるか。川上さんの書かれている通り、恐らく答えは、NOです。いじめている側の子の中には、一緒にいじめないと自分が被害者になるから、という子もいます。誰かがいじめられていてくれないと、とばっちりが自分に来るわけですね。
 子供の場合に限って言うと、親のしつけも大いにあるのかな、と思います。うちの奥さんが子供の頃にも、知的障害者の子がいたそうですが、別の子が「しょーがい、しょーがい」と呼んでいたそうです。「障害」がどんな字か知らないくらい小さい子供が、なんでそんな言葉を知ったのでしょう?その子の場合は、親が家で言っていたから、ということだそうです。
 当たり前のことですが、親が子供の前で話す言葉は、とても影響力があります。隣の部屋で絵を描いているから、と安心していても、意外と聞いているものです。
 トラパパのお話のように、大人社会からいじめや差別がなくならないのに、子供社会だけなくそうとしても無理があると思います。大人の僕たちが、優しい気持ちを持つこと。それが大切なのではないかな、と。
 人は一人では生きていけないものです。自分が一人になりたくないように、他人も一人にしてはいけない。そう思う人が増えるように、ぜひ働きかけたいと思います。
 (そう書いていたら、ProjektKさんが良いご意見を書かれていました)

kumaboo

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コメント

2006/11/15 13:27

大木さん、
こんにちは!

引用いただきありがとうございます。

小生は大木さんと異なりまだまだ低ランキングブロガーなんで(笑)、
せっかくComming Outした記事を大木さんの力を借りて少しでも多くの人にみていただき、
参考にしていただける人、なんらか励みになる人が一人でも増えたらいいなと思いマス。

2006/11/15 13:51

>トラパパさん
何を仰いますやら。(^^;
お互い、言いたいことを(誤解されず)きちんと伝えていきたいですね。
それに対する、前向きなコメントも嬉しいですし。
今後とも、よろしくお願いいたしま~す!

2006/11/16 00:24

大木さん トラックバックありがとうございました。
微妙な話題なので避けていたのですがついつい書いてしまいました。
トラックバックの通知があったときはドキドキしました(笑)

親の躾というのは重要だと思います。
そもそも親から受ける子どものストレスがいじめという形で
表出しているのではないでしょうか。
そしてその親は職場でストレスを・・・というわけで、
おとなの世界から直していかなければいけないと思うのです。

もっとも「なくす」というのは難しいのかもしれません。
リスクマネジメントのように「ある」ことを前提に、どう
その影響を小さくしていくか、という対処法が必要な気がします。

2006/11/16 00:31

>ProjectKさん
いえいえ、こちらこそ突然TBさせていただき、ありがとうございました。
仰るとおり、リスクマネジメント同様ですね。
対処法を見誤ると、とんでもない方向に行ってしまいかねませんもんね。

2006/11/16 00:59

大木さん、こんばんは!
納得です。まずは大人の世界からですよね。「大人がまずは見本を」という看板で信号無視を注意しているのがありますが同じですね。

2006/11/16 06:47

>手文庫さん
信号無視、信号のないところの横断、バイクでの歩道通行などなど、障害は多いですけどね。。。

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