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2006/07/26

ファシリタティブでいこう!

ビジネス
 

060409_092301_1_1 ファシリタティブでいこう! そんなテーマに基づいて作成したラバーバンドです。これは以前プロフェッショナルバンドを作成した中村さんが、引き続き作成してくれたものです。「Be facilitative.」と書いてあります。ファシリタティブになりたい、ではなく、ファシリタティブでいこう!という意味です。
 最近、「欲しい~!」と声をかけられることが多くなってきました。中村さんと相談た結果、きちんと寄付できる仕組みになっています。500円で郵送しますので、必要な方はこちらまでご連絡ください。
 と宣伝するのが目的ではなく、このバンドにまつわるような話が増えてきています。
 ザ・ファシリテーター著者の森さんは、ファシリテーターとか、ファシリテーションという言葉は、実はあまり利用されません。そして、ファシリタティブであることが重要だ、と言われてます。一人だけファシリテーションを理解し、ファシリテーター役を務めても、メンバーがファシリタティブでなければ、良いアウトプットは出ないということなのだと思います。
 これは、リーダーシップとメンバーシップ論に通ずるものがあります。

 僕たちは、普段招集された会議には、どのような心境で参加しているでしょうか。「ぜひ、良いアウトプットを出そう」という気持ちでしょうか。あるいは、「呼ばれたけど、何の会議だろう?」という疑問を持ちながら、でしょうか。
 前者と後者では、自ずと会議に対する考えが変わってきます。アウトプットを出すつもりがあるか否か、ですから当然と言えば当然ですよね。
 会議が目的になってしまうのも良くありません。会議はあくまでも、プロジェクトのツールでしかありません。ですから、会議しなくてもアウトプットが出るのであれば、会議は必要ないわけです。ただ、人間が行うプロジェクトですから、色々な場面で会議が必要になってきます。
 その会議で何をやろう、こういうアウトプットを出したい、自分が提案しよう、といった前向きな姿勢がなければ、その会議でベストのアウトプットは期待できません。むしろ、時間が過ぎても「決まらない会議」になってしまう可能性があります。
 「では、次回までに・・・」という会議にならないためにも、ファシリタティブであることが大切です。ファシリタティブには、色々な意味がこめられています。直訳である「容易にする」から鑑みて、「容易にしようとする姿勢」とか「進めようとする心構え」などです。
 以前も書きましたが、放送作家などで活躍されているおちまさとさんは、「当日になって『何の会議でしたっけ?』なんて言うヤツは、『おまえ、帰って良いよ』って言いたくなる」と言われています。僕もそう思います。
 ファシリタティブでいこう!この姿勢で取り組みたいですね。

kumaboo

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