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2006/07/17

沖縄スタイルの気持ちよさ

社会
 

 友人の結婚披露宴参加のため、沖縄の北谷という町に来ています。沖縄に来るのは2003年以来ですが、(場所によりますが)ずいぶんと変わりました。今まで草っぱらだったところに、ホテルや住居が増えていましたし。
 沖縄というところは、元々本土の人を受け入れるカルチャーではなかった、と聞いていますが、最近はずいぶんたくさんの方が、本土から移住しているそうです。世代が変わったことで、カルチャーも変化してきたのでしょうか。
 沖縄は1972年5月15日に日本に返還されたわけですが、当時は左ハンドル、右側通行のまま。そして、当時から残っているのが、免税店の存在です。以前は、沖縄に行った人から、海外帰りのようにウイスキーのお土産をいただいたものです。
 当時の沖縄の方々は、どのような心境だったのでしょうか。30年前のことですが、残念ながら僕の周りには沖縄出身の方がいないため、そういうお話をお伺いすることが出来ません。

 以前はともかく、沖縄の人たちはとても明るく、南国の良さを持ち合わせたところですね。僕が大学時代を過ごした、シンガポールにも通ずるところがあります。
 外部からの移住や旅行客を明るく受け入れ、何となく町に溶け込んでいくことが出来るのは、とても心地が良いことです。
 今日は、パーティーが始まる前に「American Village」というところに行ってきますので、レポート出来るようにしておきます。

kumaboo

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コメント

ねこまっしぐら
2006/07/18 10:49

確かに同じ日本でも沖縄はちょっと違う雰囲気ありますね。
歴史をたどってみれば、古くは琉球王国。
日本とは別の国として発展していた訳ですし。
琉球をベースとして、日本としての文化が入り込み、米国占領下では彼の地の文化が少なからず影響を与えて。
元々の南国気質(っていってもよく分かりませんが^^;)に加えて、こういった歴史背景から、私達も同じ日本でありながら、沖縄「県」に旅行でなく、沖縄という「国」に向かうという感覚に陥る。
そして、「引越し」でなく「移住」と表現してしまう。
 本題とはずれましたが、沖縄って結局のところ、「沖縄県」である前に、もっと根底のところでは今なお「琉球王国」なんでしょうかね。

さいとう
2006/07/19 06:33

やや古い沖縄の歌の中で、「アメリカぬ(の)世から大和ぬ(の)世」という歌詞がでてくるものがあります。命がけで復帰したら米軍基地はほとんど残るし、当時の人々の心中は複雑なものであったようです。
10年以上沖縄民謡とつきあっていますが、沖縄の文化は、体から入ってきます。若い人は違うかもしれませんが、彼らのアイデンティティは日本よりも沖縄にあると音楽を通じて感じます。彼らの多くは沖縄音楽をこよなく愛し、一生の友としています。
今年放送人大賞に選ばれた上原直彦さんという方は、ひたすら葉書によるリクエストで、沖縄のラジオを続け、いろいろなメディアで沖縄文化を先人から引継ぎ次代へ伝えるものとして発信しています。きっと、podcastというものを知っても、頑固にそのスタイルを守っていくのかもしれません。沖縄を読み解くのには彼の著書はお薦めですよ。

2006/07/19 21:58

>ねこまっしぐらさん
なるほど、確かに「移住」と言いますよね。
琉球の「空気」は、蕩々と流れているのかも知れません。

>さいとうさん
コメントありがとうございます。
そうですね、ある意味、中国のチベットや内蒙古に通ずるものがあるのかも知れません。
上原さんですか、存じ上げませんでした。ぜひ、拝読してみたいと思います。

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