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2006/06/29

仕事が遅れるのは責任感?

ビジネス
 

 

一日に決めた予定がこなしきれない(実践編)(ITmedia Biz.ID)

 ここで例になっているヒロシ主任のような人物は、結構身近にいるように思います。僕が知っている人でも・・・・という感じです。確かに責任感は強いのですが、遅れることに対する意識が薄い。そもそも仕事を後ろから考えていないことと、整理が上手ではないため、こういったことが起きてしまうのでしょう。(僕も、元々人のことなど言えるやり方ではありませんでしたが)
 残業することを否定するものではありません。ただ、このケースのように「何を何をすれば終わりなのか」を確認せずに残業している人って、実は多いのではないでしょうか。
 プロジェクトマネジメントを勉強する上では、SOW、Scope of Workは重要です。プロジェクトの作業範囲を確定すること、ですね。個人がプロジェクト内で作業する場合も同様に、自分の作業範囲を確定させる必要があります。それは、何と何をやれば良いのか。そのために、誰から情報を得る必要があるのか。手元の資料だけで良いのか、あるいは集める必要があるのか。
 そして何より大切なのは、それをやるために、どれくらいの時間を要すると考えられるか。これが予定ですよね。予定が決まれば、後は実績だけです。それで初めて、予実管理出来ることになります。

 この進め方は、いくら偉そうに言っても、全メンバーで実現するのは非常に難しいことです。プロジェクトメンバーの意識を統一する、と言いますが、ゴールだけではなくプロセスもマネジメントしていく。プロジェクトマネージャーの仕事は、どこまで出来たらOKというものでもないのだと思います。

kumaboo

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コメント

2006/06/29 14:45

ちょっと文化論的な水掛け論になってしまうかもしれませんが、日本人は「職人気質」みたいなものを良しとする傾向があるのかもしれませんね。昼夜を忘れて働くことになっても、コストがオーバーしても、完璧なものを仕上げるのが美徳とされる、みたいな。
その意味で「自分の作業範囲を確定する」というのは、日本人の精神的に受け入れ難いことなのかな~と想像しています(もちろんSOWを徹底することは大賛成ですが)。

2006/06/29 14:49

>アキヒトさん
確かに、成果主義、結果主義が成功しないカルチャーがあるのかも知れませんね。
一番良くないのは、評価する側が、あっちから評価したり、こっちから評価したり、とブレることなのだろうと思ったりしています。
評価される側は、結果なのかがんばったことなのか分からず、どっちつかずの成果になってしまったり。
SOWですが、実はSOWと同時にOut of Scopeを決めないカルチャーもいけないのかも知れないと、密かに思っていたりします。。。

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