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2006/03/15

グローバル・ファシリテーション

ビジネス
 

 最近、日本以外の方とお仕事する機会が多いので、ちょっと大きめの題材で。

 プロジェクトマネジメントで考えると、現在はPMBOKでも「郷に入っては郷に従え」と記しています。

 言語、文化を含めて、その国の慣習を大切にしましょう、ということです。

 これに関して僕は、その国に行ってその国の文化、言語(当たり前ですね)、生活習慣、食事といったものを、出来るだけ大切にするようにしています。

 では、日本に来られた場合はどうするのか。

 基本的には、日本の文化を理解して、楽しんでいただけると良いな、と考えています。

 日本の食事、慣習、文化、色々なものですね。

 

 しかしながら、どうしても受け入れにくいものもあると思うんですね。食事もそうでしょうし、気になる習慣もあると思います。

 ソウルに出張した際に感じたのは、500mlのペットボトルでミネラルウォーターを出してくれたのですが、必ず紙コップが付いていて、皆さんそのコップに注いで飲むんですね。

 普段僕は、自販機で購入して、そのまま口を付けて飲んでいたので、ちょっと申し訳ないな、と感じました。

 それと同じように、彼らが受け入れにくい習慣って、きっとあると思うんですよね。ですので僕は、なるべくこまめに聞くようにしています。

 「これは食べられますか」、「日本では、このようにしています」といった具合ですね。

 日本の文化を押しつけるのは、自分が逆ならイヤだなぁ、と思うかも知れませんし。

 

 そういうやり取りをする中で、合同でプロジェクトを進めるために、お互いの意見を出し合います。最初は「出し合う」なのですが、だんだん打ち解けてくると、「良かれ」と思うが故に、もっと突っ込んだ発言が出てきます。

 そういったときに、言葉の壁が出てくることがあります。言葉の習慣の違いとでも言うのでしょうか。

 僕はそんなときに、言葉の擦り合わせをしています。「あなたの言っていることはこういう前提ですが、彼の言っていることはこういうことです。」といった具合ですね。これは、白熱している、当の本人にはわかりにくいと思います。

 これが、グローバル・ファシリテーションの初歩なのかな、なんて考えています。

kumaboo

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