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2006/02/13
product-oriented market-oriented
product-orientedという言葉をご存じでしょうか。日本では、プロダクトアウトという言い方もします。製品主導型、製品ありき、という考え方ですね。日本では古くから、「良い製品を作れば売れる」という考え方がありました。こういう考え方を、プロダクトアウトと呼ばれています。
この考え方で、1970年代~80年代くらいまで成長を続けた会社はたくさんあります。
ところが、だんだんモノが溢れてきた80年代半ばには、供給過多・飽和状態となってしまい、作り手主導型の製品は売れなくなってしまいました。
とまぁ、古いお話のようなのですが、いかがでしょう?未だに存在するのではないでしょうか?
良い製品を作れば売れる。この考え方は、なかなかなくなっていません。いえ、あながち間違いではないのです。むしろ、言葉の意味は正しいと思います。主語をもう少し言い換えれば。
良い製品、という言葉を、顧客に喜ばれる製品、と言い換えてはどうでしょうか。
market-orientedという反対側の言葉があります。日本では、マーケットインとも言われています。マーケット主導型、ユーザーや顧客の立場からモノを作る、ということです。
モノが売れなくなると、ついつい視野が狭くなりがちです。
「何で、売れないんだ!」
そう叫びたくなるかも知れません。しかし、顧客のニーズを考えていない製品は、とかくこうのようになることが多いです。
手前みそですが、スタッフケアは顧客主導型で作りました。
世の中のシステムに多いのは、「こんな機能を持っています」とか、「この製品は、云々」といった完全プロダクトアウトの考え方です。データベースは何々で出来ていますとか、あらゆる業種、業態に対応してます、といったものです。
しかし、ユーザー、顧客は、データベースが何で出来ていようと、自分たちの会社以外の業種、業態に対応しようが、どうでも良いわけです。
そういうことよりも、より自分たちの業務を理解してくれ、自分たちが抱える問題を解決してくれる製品・企業を選ぶだと思います。
問題解決型ソリューションが、必要な時代なのだと考えています。
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コメント
要は、「良いものなら売れる」という考えの下に製品を作るのか、「ニーズに合うものが売れる」という考えの下に製品を作るか。という事ですね。
技術者やってると、ついつい「いいものなら売れる」というような思考に行きがちです。
私もついつい「性能ありき」でプログラムを組んで、めちゃくちゃ動作の重いものを作ってしまったりします。
大切なのは、そこで一呼吸置いて、「確かにいい物だけど、本当に顧客が求めるのは何か?」と言う事を考える余裕ですね。
そういう自問自答とそれによる改善があって初めて、「ニーズに合って、且つ良い製品」が生まれるのかと思います。。
>ねこまっしぐらさん
コメントありがとうございます。
そうですね、そうなりがちです。
最近はやりの、ブログやSNSを作っているエンジニアは、手直し、修正、手戻り、場合によっては削除、といった作業を拒んでいては仕事になりませんね。
きっとそういうことなのだと思います。ニーズが変われば、システムの仕様、または手順が変わるのは当たり前です。
それに基づいて、気軽に修正出来るエンジニアが、これからの業界を背負っていくのだろう、と考えています。