「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　ちょうさんのブログに、「時価総額経営自体は悪くない」というエントリーがありました。

　多くのマスコミは、モグラ叩きが大好きです。何か問題が出てきたら、それをどう対策するか、を書き立てるわけです。

　ライブドアの時価総額経営が問題だ！と騒ぎ立てる。

　ちょうさんも書いていますが、「法律を犯すこと」がいけないわけで、時価総額を見ることがいけないわけではありません。

　逆に、本当に時価総額なんてどうでも良いのであれば、上場なんてしなければ良いわけです。上場するから、時価総額を管理していく必要が出てくるのですから。

　時価総額経営の問題もそうですし、ビルの偽装問題も同じですが、チェック機能が働かないところに問題があるのです。

　ヒューザー社や東横インがいけないことをしても、チェック機能が働けば、何の問題も発生しないはずです。

　身近なところですと、車の不正改造などもそうですよね。運転席にはフィルムを貼ってはいけない。
　以前だと、フィルムを貼ったまま車検が通ってしまうところもあったそうですが、最近では僕の知り合いがフィルムを貼ったまま、ホンダに整備を依頼しに行ったら、「フィルムをはがして良いですか？」と言われ、はがしたそうです。

　例え民間でも、こういう徹底が出来れば、問題はかなり減るはずなのですが。

　いえ、こういうことは、公的機関とか、民間とか、何も関係ないですね。