2009年12月
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2006/01/13
「猪口担当相、出産の無料化を検討・少子化対策で」を読んで
出産しない人が増えている=少子化に繋がる。確かにこれは事実です。では、出産費用が高い=少子化に繋がる、なのでしょうか。これは考えが安易ではないか、と思います。
確かに出産費用に関して、現在は医療保険から30万円の補助が出ていますが、恐らくほとんどの方が追加費用を支払っていると思います。推測ですが、恐らく38万円~40万円。「良い病院」という評価を受けているところだと50万円くらいかかるそうです。これがタダになるのは嬉しいことであるのは確かだと思います。
しかし、少子化の経済的問題は出産費用だけなのでしょうか。養育費そのもの、教育や生活全てに於いて高額なのではないでしょうか。日々の生活、毎日の教育費用にお金がかかるのに、一時費用だけ負担してもらっても、少子化対策にはならないように思います。
いつも思うことなのですが、政府(と呼ぶべきか、国会議員というべきか)は、どういったロジックで対策、解決策を打ち出すのでしょうか。
いえ、政府に文句を言いたいのではなく、僕たち民間人と、ずいぶん違うな、と感じているのです。僕たち民間企業では、根幹になる原因を究明し、一時的対策と恒久的対策を考え、費用対効果とのバランスを見いだし、場合によっては落としどころを見つける。これが僕たちにとっての普通のロジックだと考えています。
ところがこういうニュースを見ると、そういうロジックでは進んでいなさそうです。一度、どのように進んでいるのか、を見てみたい。素直にそう感じたニュースでした。
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コメント
なんだか、少子化対策が現実とずれていっている気がします。
現在、晩婚化が進んでおり、結婚しても年齢的なこともあり、20代の頃のようには子供ができづらい人が増えています。
そのような人たちはこういいます。
1.仕事が忙しくて出会いがなかった。30代になって、慌てて、結婚情報サービスに登録。
2.仕事が忙しくてなかなかよい人にめぐり合えず、会えたと思ったら、40代。子供ができにくい夫婦への治療費が高すぎて、なかなか赤ちゃんに恵まれずに苦しい思いをしている。家を買わずに、その治療にお金をかけることにした。
私の知人でも、上記にあてはまる人も多いですし、40代で初産の知人も知っています。彼女曰く「産婦人科でも驚かれなかったよ。最近増えているみたい」とのこと。
少子化対策として、一生懸命夜中まで働いていて出会いがない人向けの結婚情報サービスへの登録補助金とか、ようやく生涯の伴侶に出会えた人が妊娠できるような治療に対する補助金などにも力を入れたらいいのではないかと思うのですが。
出産、教育の前段階の支援こそが必要なように思うのですが、どうなんでしょう?
>きょこさん
コメントありがとうございます。
僕は今回、あえて触れていないポイントだったのですが、実はその辺りが最も重要だと思います。
なにゆえ、少子化傾向にあるのか。単純に子供を作りたくないのか、経済が主たる原因なのか。はたまた、きょこさんがおっしゃるような事情があるのか。
これを究明せずに、出産費用をタダにしたのでうよろしく!と言われても、それは違うように感じます。
>きょこさん
色々、ブログをお持ちなんですね?
政策というのは政府・与党に届く声の数と量に大きく左右されますから、そういう要望が永田町に届けられたのかしら。また政府としてはカネを出すのが手っ取り早いのかも。なんて考えてしまいました。
ただ出産費用無料化は厚生労働大臣は懸念を示したそうですし、少子化対策大臣は要望を紹介しただけと後で訂正したとか。
http://www.asahi.com/life/update/0113/006.html
>Kayamaさん
コメントありがとうございます。
そうですね、今朝のニュースで「朝令暮改」という文字を見ました。どうも、「考え尽くす」というプロセスを経ていない気がしました。
> 出産する人が増えている=少子化に繋がる。確かにこれは事実です。
私はこれが理解できず、元記事に当たってもそのような言及はないのですが…。
単なる書き間違いでしたらよいのですが、どこかに関連情報はないでしょうか。
末岡です。
私が住んでいるフランスの話を少しします。
フランスでも女性の間で子供を生まない傾向があったらしいのですが、2000年あたりからちょっとした出産ブームだそうです。政府が講じた数々の対策の結果ですが、こちらでは出産に関する費用(避妊治療を含む)はすべて無料です。5年ほど前に双子を出産したこちらの友人夫婦は、「日本だと数百万円の出費で、途中で断念せざるを得なかっただろう」と話していました。もちろん、この夫婦の場合、最初のステップともいえる「子供がほしい」をクリアしていたわけですが。
今年からは、子供が3人いる家庭には最大で1000ユーロの手当てが出る(たしか)とかで、政府は経済的支援は効果があったと見ているようです。
手当てがあまりに良いので、働く気がしなくなったという女性も周りにいます。
個人的には、メディアの影響も大きい気がします。女優さんなど有名人の出産、さらには養子をもらうことが好意的に報道されており、これもブームに貢献している気がします。
また、(これは何かの雑誌で読んだのですが)最近では子供を望む男性も増えているようです。男性の間で、家庭的であることはかっこいいと思われはじめたようで、公園にいくと、(平日でも)子供と遊んでいるお父さんをたくさん見かけます。
会社側の出産・育児休暇体制も関係しているでしょうし、社会における女性や考え方も日本とは違うと思うので、参考にはならないかもしれませんが。
>Birdheadさん
げっ!す、すみません、日本語が間違っています。
出産しない人が増えている、ですね。ほんとすみませんです。
>sueokaさん
コメントありがとうございます。
なるほど、フランスでは複合的な理由があるんですね。日本の女性のポジション、考え方はもちろんフランスとは違うのですが、日本も「一つの理由」だけでは少子化対策には繋がらないことを感じました。
有名人の出産がトリガーになったりするところは、日本でもありがちですしね。
不肖わたくしにも一言書かせてください。
第一子が昨年7月に誕生しました。カミさんは出産前3ヶ月ぐらいに退職し(制度がない会社だということもあり休職にあらず)、フルタイムで出産に臨み、その後もフルタイムで育児にあたっています。出産直後は授乳で苦労しましたが、いまは山を乗り越え、何よりも子どもがいるだけで楽しいという日々です。
しかし、職業人であった当時の彼女と現在の彼女を比較してみると、「職業人としての気構え」が薄れているのは確か(それを悪いと言っているのではなく、フルタイムで授乳や育児にあたると、それだけで精一杯ということになってしまう)。その反面「母親度」は確実に高まっています。こういう才能があったのかと驚くほど母親度が高くなっています。
それで、彼女が数年後にフルタイムの職業人に復帰する日のことを考えてみると、「うーむ確かにこれは難事業そう」と思えます。社会全体が、母親業を一段落して職業社会に戻ってくる女性に対して、さまざまな面で”やさしくない”状況になっていると思います。ハローワークでは、予算と制度がゆるす範疇でプログラムが組まれているようですが、ぜんぜん不十分です。
そのような、”子育てが終わった後”でも従前の職業人としてのスキルや収入を取り戻すことができるような種々の配慮が、制度として整っていないと、やはり産むのに躊躇してしまうところがあるのかもしれません。
案ずるより産むが安しは依然として真実ですが、社会制度がそれに甘んじているのが現在の日本だと思います。
>今泉さん
コメントありがとうございます。
仰るとおり、日本では「迎える姿勢」が整備されていないと思います。優しくない、とも言えるのですが、皆が一杯一杯、という気もします。
通勤電車と一緒くたにするのも何なのですが、みんなが肩肘張っているように感じます。この人達が、出産後の女性を出迎える、なんて考えられないなぁ、と思ったりします。
その昔、子供が0歳の頃に某国に行った際に、ベビーカーを蹴飛ばされ、優しくない国だ!と憤慨したことがありますが、日本もそうなってきているように危惧しています。
人の優しさ、制度の整備、両方あるのかも知れませんね。
多分きっと自分で仕込んだ男子4人の父親です。(爆)
体力と経済力が許すなら、あと10人ぐらい子作りしてもいいです。
当然かみさんは大変ですが、少なくとも幸せを感じることのできる日々を送れているのです。
>R40さん
コメントありがとうございます。
すっごいですね!楽しそうです。
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