「走れ！プロジェクトマネージャー！」

　元旦は、がっちりマンデーを見ていました。そこで、日経平均はどこまで上がるか、という質問をしていました。17,000円まで、というのは横浜の中田市長。理由は、2005年はバブルだったから、ここから先は落ち着くんじゃないか、ということです。
　それに対して、18,000円と言っていたのはサイバー・エージェントの藤田社長。もうちょっといくんじゃないか、と。いや、まだまだだ。19,000円まで行くだろう、というのはワタミの渡邉社長でした。いずれも20,000円は行かないだろう、というのが統一見解だそうです。

　現在日本は、個人投資家ブームです。家で家事をしながら、PC眺めている主婦の多いこと。平気で数十万から数百万の売買を重ねています。僕はバブルと呼ぶなら、この状態がバブルなのではないか、と考えています。あるいは、バブルではなく、現在の日本の経済の実体そのものなのかも知れません。

　一部でデイトレーダーとしてもてはやされている方がいます。その方の著書を手に、自分も儲けたい。そう思う人が、家にPCを買い込んで、毎日朝から夕方まで株式市場の動きを眺め続けます。これが問題なのだと思います。マーケットを眺めていても、何も分からない。マーケットは眺めるものではなく、動きを見極め、あるいは動きを作っていくものだと思います。他人がやっていることを、中身を理解もしないで、評論家っぽいことを口走っている人が、本当の利益を得ることなど出来るわけがない。そう思います。もし、そういう人が居るなら、今はバブルなのかも知れません。
　僕の考えですが、2006年は18,000円台が良いところでしょう。しかし、2006年度末も、まだ上がる傾向を見せていると思います。