顧客サービスとITのおいしい関係を考える

ノートパソコンのハードディスクをSSDに換えてみた

»

仕事用のパソコンは2011年に買ったエプソンダイレクトの「NY2000」です。(「私が買ったノートパソコン」 2011/01/31)スペックは、Core i5-460M、14インチ液晶、メモリ4GB、ディスク250GB、DVDスーパーマルチドライブ、Windows 7です。NY2000はネジ2本を外せばハードディスクを取り外しできて、ドライブ交換が簡単です。買ったときに250GBだったハードディスクは、交換を繰り返して今は3台目の500GBになっています。

四年半使ってそろそろ買い替えを考えていました。次期モデルは「VAIO Pro 13 | mk2」を考えています。「これから買うなら、メモリ8GB、SSD512GBだよね」と思ってオンライン見積もりしてみたところ、あっさり20万円超えました。良いモノはそれなりのお値段になりますね。とは言え、20万円超となると思いつきで買うわけにいきません。

ここでSATA接続のSSDで512GBと256GBの差額が、4万円に設定されていることが気になりました。市販のSSDは、512GBで3万前後、256GBで1.5万前後です。4万円も差はありません。512GBモデルを買うのは割高に思えます。

ちかごろはOneDriveやDropboxなどのクラウドストレージサービスもあることですし、使いそうで実は使っていないファイルをクラウドに移動すれば、256GBに収まるのではないかと考えました。試しにNY2000のディスクの中身を見直してファイルを整理した結果、実は160GBあれば充分足りるということがわかりました。

こうなるとパソコンを買い替える前に1.5万円の追加投資でNY2000をSSD化する案が急浮上です。ヨドバシカメラでサムスンの256GBSSD「850EVO MZ-75E250U2/IT」を買いました。

サムスンを選んだのは、1つ前のモデル840EVOをデスクトップで1年以上ノートラブルで使っている実績があったからです。サムスンのハードディスクはハズレだった経験がありますが、SSDやmicroSDカードは信頼できると思っています。

起動ドライブを交換する基本手順は、以下の通りです。

  1. Windows標準のバックアップツールでシステムを含むドライブ全体をUSB外付けディスクにバックアップする。
  2. Windowsのシステム修復ディスク(CD-R/DVD)を作る。
  3. SSDに交換してシステム修復ディスクで起動する。
  4. USB外付けディスクからデータをSSDに復旧する。

これまで何度もやった手順でしたが、今回はハマりました。USB外付けディスクから復旧するときに「システムディスクの回復に使用できるディスクが見つかりません」エラーになって復旧できません。ネットで調べたら、バックアップしたドライブの容量が新しいドライブより大きい場合にこのエラーになるようです。今回は500GBのHDDから256GBのSSDへ換装ですので、このエラーになったと思われます。ディスクの実使用サイズは160GBしかないのですから黙って復旧してくれてもよさそうなものですが、しかたありません。

この場合の対策は、Windowsの「コンピューターの管理」→「ディスクの管理」で、Cドライブを選択して「ボリュームの縮小」を実行し、ボリュームサイズをSSDのサイズ以下に変更することです。とりあえずボリュームの縮小を試してみましたが、移動できないファイルがあるようでどうしても300GB以下にすることができませんでした。別の手が必要です。

ここでSSDに付属してきた移行ソフトウェアを使うことに決めました。このツールはWindowsを起動したままでディスクのクローンを作るため、今ひとつ信頼できない気がしてこれまで使ったことがありませんでした。

Samsung Data Migrationソフトウェアを使う手順は以下の通りです。

  1. 現在のドライブでWindowsを起動する。
  2. 添付のCDからSamsung Data MigrationソフトウェアとSamsung Magicianソフトウェアをインストールする。
  3. 添付のUSB-SATAケーブルにSSDを接続して、パソコンのUSBポートに接続する。
  4. Data Migrationソフトウェアでディスクのコピーを実行する。
  5. ドライブを交換して通常起動する。

Data Migrationソフトウェアは、HDDで実際に使っているディスク容量がSSDの容量より小さければコピー可能です。コピーが終わったSSDをパソコンに取り付けて起動したら、あっさり移行完了しました。

SSDはやはり快適です。起動やスリープがはっきり速くなりましたし、ExcelやWordの起動も待たされません。なぜか電源を入れた直後のメッセージが「Starting Windows」と英語になっているのは気にしないことにします。

ノートパソコンのSSD化はハードディスクを取り外せる機種であることが大前提で、多少の慣れが必要です。誰にでもお勧めするものではありませんが、費用対効果は充分高いと思います。

なお、850EVOは型番が「MZ-75E250B/IT」のようにBになっているものがあります。U2がソフトウェアCDとケーブル付き、BがSSDのみとなっています。ソフトウェアはサムスンのサポートサイトからダウンロードできますが、ケーブルはちょっと特殊です。ケーブルが必要な方は購入時にご注意ください。

IMAG0190

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する