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計測できそうでできない多くのこと。エンピリカル(実証的)アプローチで。

プロセスの一部をうまく自動化する、自動化を見据えながらプロセスを設計する

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少し前に、うまくいっている自動化を拝見して感じた。ソフトウェア開発プロセスの一部をうまく自動化(ツール化)しているのをみるとグッとくる。具体的には、やるべきことがあり、その手順が明確に定義されていて、しかも、煩雑な(かつ自動化コストが低い)部分はツールで実現してあるときだ。やみくもに自動化したのではなく、自動化が難しい部分がバランスよく一部手動になっていたりするともっとグッとくる。

逆にツール中心で結果としてあまりメリットが得られなかったり(「ツールを使う」ということが目的にすりかわってしまっていたり)、プロセス自体が洗練されていても、実現可能な自動化ができていないと、残念に思うことがある。そこを自動化すればもっと本質的な部分に時間を使えるのに。。と思う。

また、プロセス(の一部)を設計していく際には、ある程度自動化ができる部分、できない部分を意識してもよいように思う。いずれこなれてくると自動化の可能性が出てくるからだ。

いつもにも増してぼんやりしたエントリだが、皆様の身近なプロセスはどのあたりが自動化されているだろうか、プロセス設計時や計画時にはどのように自動化のことを考慮にいれているだろうか。

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