「 新型インフルエンザ、国内感染者の86%が10代」の理由
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共同通信の報道によると、大阪府と兵庫県で拡大する新型インフルエンザの19日までの国内感染者のうち、86%を高校生を中心とした10代の若者が占めることが20日、分かった。
同記事中で、けいゆう病院(横浜市)の菅谷憲夫小児科部長は「日本では最初の感染者が高校生だったため、ほかに感染者がいないか学校を中心に積極的に検査したためではないか」としている。明確な根拠はないが、そのほかにも、下記のようなことが考えられるのではないだろうか。
・小さな子どもとその親の30歳・40歳代、そして高齢者は、季節性インフルエンザ対策をかなり講じている。私も予防ワクチンを接種し、手洗い、うがいは欠かさない。こうした意識の高さが新型にも効いているのではないか。
・また、季節性インフルエンザの予防ワクチンだが、「効果がない」と言われながらも、何らかの効果があるのではないだろうか。
「滋賀県で新型インフルエンザの感染者が確認された」との報道があったが、関西圏にとどまって、首都圏で感染者が確認されていないのも奇妙な現象。
「首都圏で初の感染者」と見出しが想像できてしまい、発熱センターに行くのをためらっている人も多いのではないだろうか。
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