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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

古庄親方のPHPコラム最新号"「安定したシステム」をPHPで作るために"

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私が編集支援している古庄親方のPHPコラム最新号が鈴与シンワートで公開されました。

"「安定したシステム」をPHPで作るために"

興味がある方はご覧ください。
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前回のお話からの続きになりますが。
Webアプリケーション(に限らないと思うのですが)を運営していると、どうしても「プログラムに修正を入れたい」ような事柄に出会う事が、低頻度とは言えない程度の頻度で発生するかと思います。
それはたとえば前回に書いたあたりですと「実はセキュリティ上問題がある状況が発覚した」であったり、或いはそれ以外に「現在の機能を修正したい」や「新規機能を追加したい」であったり、「性能的に改良が必要」であったり。
或いはごくまれには「法律上、対応をしなければならなくなった(例:法改正)」といった状況もあるか、と思います。
そうして、そういった時にどうするのか、というお話が今回の発端となります。
もちろん経営レイヤーとしては「プログラムに修正を加えろ」となるのですが、現場レベルで考えますと、コードの状態によって「気軽に作業が出来るもの」から「奇跡に近い何かを祈りながら作業をするか」まで、幾分のグラデーションがあるように見受けられます。

ちなみに。
個人的にですが、後者のような「修正が難しい」コードを、時々「ジェンガのようだ」と呼称します。
ジェンガのようなコードは、「初めの頃はそれでもまだ修正が可能」なのですが、場当たりな修正を繰り返していくうちに「どうやっても崩れ落ちる」ような状態に悪化していくのが、大変にジェンガと似通っているように思われます。
そういった「触るのがためらわれるようなコード」ですと、それが傍目には「ちょっとした修正であるように思われる」変更においてでさえ「拒否する」「法外ともいえるコスト(時間や費用)を要求してくる」といった状況が発生し、現場層と経営層の間で、大きな齟齬と乖離を生む原因になるのではないか、と思われます。

ちなみに、ジェンガをご存じない方は、是非一度ネットで調べてみてください。
ゲームとしては大変に「楽しい」ゲームですので。

(この続きは以下をご覧ください)
https://s-port.shinwart.com/tech-column/php02/

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