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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

人はなぜ働くか ~若人よ欲を持て~

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なーんて、上から目線で始めましたが、吉政創成の仕事柄、若い人をケアする事が結構多いです。その理由に弊社のメニューに若手育成が入っているからです。

そのような中で、最近、3連続で欲が少ない若い人に会いましたので、思った事を書いてみたいと思います。

欲張りや、貪欲なのはよくないですね。
でも、ビジョンを実現するための個人的な欲は大いに持つべきだと思います。

この欲は自分を成長させる原動力ですし、この欲があるかどうかで、限界まで頑張れる力というか、限界を超えるところまで、正常な状態で頑張れるかどうかが見えてくるのです。つまり、この欲が無いと、自分自身が成長していく過程で現れるその都度のライバルに勝てないという事なのです。個人的に、それくらい大事な成長要素だと思っています。

欲が少ない人は結局、将来を予測するビジョン力が少ないので、自分の将来を予測しにくく、欲が少なくなってしまう傾向があるのではないかと思います。(勝手な想像です)

だって、目の前にカk実に成功できる方法があれば、大半の人はその道を選択すると思うからです。

その将来予測力を上げるためには、尊敬する人と語る機会を増やすことが大事だともいます。上司と夜飲みながら説教を受けるとか。。こういうのが本当に大事だと思うのです。

実際に、私にも説教をしてくれた上司の方がたくさんいます。

上司「吉政、8時に、あの店でな」
私 「いや、その、急ぎの仕事があるんで。。」
上司「ふざけんな、お前が寝なきゃいいんだろう?そもそも俺が若い時はなぁ・・・」

そんな感じのがほぼ毎週のようにあったように思えます。
今、それらの説教のうちの何割かは私の中に遺伝子として残っています。
本当に感謝しています。

ちなみに、私が説教したいから書いているのではないですよw
私は所詮アドバイザーなので、そもそも接する時間が少ないので、それほど語れません。是非、上司や先輩から説教を受けられるような人を見つけてください。もちろん、私も少しは話しますけどw

若い人たちは、そういう先輩の良いところ、悪いところを見ながら、「こうするとこうなるんだなぁ」と理解していただければそれでいと思います。そうすると、今の道が正しいか、自分がどう変わるべきかが見えてくると思います。

人間は人間、あまり差はないので、同じ事をやれば同じ結果になります。
成功したければ、成功した人と同じ事をする。それが重要な人生のヒントになります。

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