地べたの企画屋さんが語るプランニング術①
はじめまして!今回よりブログを開設するよねさんです。
簡単に自己紹介を。私のビジネス経験は今年でちょうど20年になります。その半分を某大手総合広告代理店でSP(セールスプロモーション)、営業コンサルティング、PR等を専門としてきました。その後、初めてのIT業界となるF社系子会社に入社。広告宣伝販促部門の立ち上げ、販売戦略作り、PRコンサルティングなどを行いました。その後、IT系資格団体の再生・拡販など色々と手がけてきました。多い時で年間大小合わせて100本近い企画を立て、結構な採用率でした。
現在は、IT人財育成を大局の視野としたプランニング会社設立し、企画作りに勤しんでいます。
今回、ブログを書く機会を頂いたわけですから体験から学んできたノウハウ(ちょっと大袈裟ですが)をお話します。自己流で亜流で、当然ノウハウ本から得た知識もありますが、お役に立ていただけたら本望です。
第1回目は、プランナーとしてのベースとなる右脳作り・・すなわち着眼・発想・表現をする習慣作りからお話いたします。
良い作物を作るのには“土”が大切です。ゴツゴツの石ころだらけの土壌では、すら~りとした綺麗な大根は作れません。
企画力も同じです。まずは企画力の土壌とも言うべき“柔軟な発想力”と“考えることを楽しめる感覚”を身につけましょう。さて、ここから余り堅苦しく捉えないでくださいね。なにせ亜流我流の戯言ですし、発想力を鍛えるにはなにより『楽しみ』がないと苦行になっちゃいますから!
ここで、私の原点であるトレーニング法をお知らせします。
発想力と表現力が身に付く方法です。
まず、気に入っている写真を一枚用意してください。なんでもいいですよ!!
家族の写真でも、趣味の写真でも。その写真の中に写っているもの(山でも建物でも人でも)から1つテーマを決めます。
例えば「山」と決めたならばこういう設定を想定します。
あなたの会社で環境対策に関する取り組みを行うことになり、その担当者はあなたです。綺麗な山の写真を使って社内向け啓蒙サイトを構築しなさい・・と部門長から指示が来ました。
さて・・キャッチコピーを作って、ボディコピーを考えないといけません。
人の心に響き、効果的に啓蒙できるインパクトのあるものを・・。
まず、キャッチコピーから考えましょう。
キャッチコピーは、全体を包括する象徴的なものです。
コピーを作り始めて10~20個めに気に入った作品が作れるはずです。
でも・・残念なことにそのほとんどは他社の模倣でしょう。
その個性がでてきたらしめたものです。ばっちり。
『僕はデザイナーやコピーライターではないから関係ない』と思わないで下さいね。
企画は、「コンセプトメイク」「理論武装」「訴求力」が求められますから。
この一連の作業にとっても有益なんですよ。理由は・・第二段で!!
もう少し頑張って下さい。100個を超えましたか?
まだまだ!意地悪しているのではないですから誤解しないでね。
でも300個辺りから何か変化が出てくるはずです。
そう、あなたの個性が出てきていませんか?