先輩にガツンと一撃
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先日、新入社員に向けたエントリを書きました。
新入社員の頭にガツンと一撃
http://blogs.itmedia.co.jp/yohei/2008/04/post-3c48.html
これと反対に、新入社員が先輩の刺激になるということがあります。特に技術系の分野で多いと思いますが、大学の研究室や学生ベンチャーで学んだ経験がすばらしく、先輩のほうが驚いてしまうという事があります。最近では在学中に基本情報技術者やソフトウェア開発技術者の資格に合格してしまう学生も多く、配属されていきなり開発の現場に放り出されても平然と仕事をこなす、という頼り甲斐のある新入社員が少なくありません。
確かに多くの新入社員は戦力を発揮できないだけでなく、失敗して周囲に迷惑をかけたり、教育に人手を割いたりしなくてはなりませんので人員不足を深刻化させがちです。しかし周囲に与える影響を見てみると先輩社員自身が「がんばるぞ」という思いで決意を新たにしますので、会社に良い影響を与えるのではないかと思います。
もう5年ほどすると「ゆとり世代」が入ってくるわけですが、受験勉強対策の詰め込み教育世代の我々と違って自分の好きなものや得意なことを見つめながら成長してきた人が多いはずです。そういった世代が入ってくればまた自分達も大きな刺激を受けることができるのではないでしょうか。
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