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ロボット技術は 日本発シンガポール経由アジア行き

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ぼくと共にセントーサやマリナ ベイ サンズ用のシンガポールお土産をシコシコと開発しているパートナー/デザイナーである千秋育子姫から、6月に鳴り物入りで紹介してもらった西田雅彦氏は、、僕が大学生の頃に経営していたリョーマが90年に合併したCSEという会社の創業者でした。

その奇縁の気づきの折にいろいろお話を伺うと、
西田氏はCSE脱退後、不動産オークション会社のIDU(現ジアース)を創業→上場した後に、そのIDUとともに、07年名古屋にてロボットミュージアムを主宰した当人と聞いて2度ビックリ。

西田氏はIDU上場の後に非常勤となり、日本のロボット技術を日本に普及せしめ、世界に伝えん!とジャイロウォークを設立した、ということです。

ハァ… ロボットですか。
正直、当初儲かる香りがしなかった僕でありましたが、ユニークすぎる西田さんご本人にはとても惹かれ、その後何度かやり取りさせていただいているうちに、いつしか同社が参加しているシンガポールでの展示イベントLife Innovation by Japan’s Robot Technologies』 (9/25-10/8 at Japan Creative Centre)のジャイロウォーク社ブースの製作に加わることになりました。

NEC、パナソニック、東芝、、、、日本を代表する錚々たる企業が出店するこのイベント。
ベンチャーではただひとり異色の参加となったジャイロウォークは、ここであえて人型や愛玩ペット型のロボットではない、AR(拡張現実)技術をつかったiPhone対応のアプリ、そして介護など幅広い需要に実用可能な装着型人工筋肉であるマッスルスーツの展示をすることは既に決まっていました。

とはいえ、装着型のスーツですから、ただダラーンと置いただけの展示を眺めていてもぜんぜん面白くない。

私としてはせっかく運営に関わらせていただくのだから、他の予算の大きな大企業に負けないインパクトを、展示の中で来場者に与えよう!と『ロボットの機能説明や実際の装着を、メイドカフェA87の女の子にやってもらえば絵的に面白いはずだ』と思い立ち提案したところ、あっさりと、そのまま決まりました。

そして9月25日、レセプションパーティが会場のJapan Creative Centreにて行われたのですが、、、結果としてシンガポールローカルの各新聞雑誌だけでなく、NHKのおはよう日本や地元シンガポールのネットTV等にも紹介していただきました。 ( RAZAR TVはこちら ※音に注意) いや~なんか広告会社のオヤジに戻った気分だな。イベント仕掛け楽しいな。

ということで『Life Innovation by Japan’s Robot Technologies』。
10月8日まで、ナッシムロードのJapan Creative Centreにて、A87のメイドたちも一所懸命デモしています。ぜひ冷やかしに行ってやってください。

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