経済を立てなおすことこそ、最大の格差対策
TLを眺めていたら、こんなセミナーが7月4日に行われることを発見しました。
小泉純一郎氏&竹中平蔵氏ダブル講演 楽天証券サービス開始11周年記念投資セミナー
うへぇ・・ネ申すぎる 。このセミナーに参加するだけのために日本の証券会社口座を開こうかな、と一瞬思ったけど、日本に作るのはあまりに面倒なのでやめました。でも楽天証券の口座を持っている人であれば【無料】なので、是非ナマ小泉&竹中をお薦めしたいです。
先日、モジックスさんのブログにて、あの田原総一朗氏が twitterで小泉・竹中改革の政策を3度のtweetで簡潔に要約していたことについてまとめておられたことを知りました。
<竹中さんは規制緩和を主張した。日本は規制が強いのでもっと自由化すべきと主張したのです。小泉内閣の後半は景気が良くなりました。そこで企業は従業員を増やしたのですが、正社員は解雇出来ないので、派遣労働者など非正規社員を増やしたのです>(7:40 AM Mar 29th)
<ところがその後アメリカの金融パニック等起き日本も景気が超悪化した。その為に企業は派遣労働者や非正規社員を大量にリストラした>(7:51 AM Mar 29th)
<そこで格差の広がりが大問題となった。小泉さんと竹中さんはセーフティネットをやろうと思っていたが出来ないで終わってしまった。その為批判の的となったのです>(7:52 AM Mar 29th)
[上記リンクの4/5『田原総一朗、小泉・竹中路線を3ツイートで簡潔に要約』よりそのまま抜き書き]
おおお、田原さん、なるほどですね。
たしかに!。僕も緊縮財政をとった小泉第一次第二次内閣のもとで金融システムの機能不全は是正され、その結果として景気は政権の後半に見事に回復していた、と思います。
ブログ本文の
『小泉・竹中路線は「格差を拡大した」ということでしばしば責められるが、格差という点では、経済を立てなおすことで、格差はむしろ縮小した。経済を立てなおすことこそ、最大の格差対策である。』というのは加藤も全く同感です。
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僕自身が20代前半はバブル絶頂期ってこともありたいへんな浪費家(ある金は全部使って、何でも体験する派)だったし、20代後半はノンバンクからの借金で会社の資金繰りを回していたこともありまして、、、このたび完全施行される(前年の収入の1/3しかローン出来なくなる)改正貸金業法や割賦販売法はとんでもない悪法だ!とこの場でも何度も糾弾してきました。
己の轍を振り返るに、もし20代30代前半の頃、こんな法律があったなら、その後の自分はなかったろうと思うからです。
◆ 20代が25万円未満しかないことじゃなくて借りれなくなることが残念だ
だから大好きな竹中さんのこの提言も激しくよく分かるのですが、そもそも今の現代社会の枠組みにも大きな問題を感じていました。
◆ 消費しない20代が日本を滅ぼす!?
なわけで、こういうスレに目が行くと辛くなります。良い世の中にしないといかんなぁ・・としみじみ。
◆ 名無しの世代ですら、社会を信頼していないという話