日本の平均寿命と平均年齢 2
このブログで、これまでで最も反響が大きくかつ閲覧数の多いエントリが、日本の平均寿命と平均年齢 なんです。
そこ↑でもお伝えした通り、日本は世界一平均寿命の長い国です。
09年の厚生労働省の発表の国際比較によると、08年で男79.29才、女86.05才。特に女性
は年を追うごとに圧倒的に世界一の座を不動にしています。なんと!いま日本の100歳以上の人の数は約4万人もいるそうなんですよ。エーッ(;・∀・)
更に日本人の平均年齢はどうかというと、毎年0.3~0.4歳増えているわけで、この表によると今は44.3~4歳ということになります。
こちらも、もちろん堂々のぶっちぎり世界トップです。平均寿命が猛烈に伸びてて、かつ子どもの数が減り続けてるので、他国とは加速度が違うのです!。
加藤が、前からなんとかなんないかと憂いている少子化は、子ども手当とか男子産休とか、インセンティブ系の人口政策でこれから徐々に改善できたとしても、、、実はもう一方の高齢化は見事に改善?も阻止も出来ないでしょう。
我が国の個人金融資産1400兆円の70%を持っている高齢層が、永遠の命!?を求め自己の長寿への投資と延命医療技術は更に超加速度で進むと思われるし、少なくとも僕の世代(67年生まれ)が存命中に死亡平均年齢が下がることはないでしょう。
なんせお金持っているのは彼らですからね、ジャブジャブの延命投資がこれからありそうです。・・やっぱ長寿関連産業は注目セクターですよね。
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と、ここまでが、最近までの僕の認識だったのですが、、、
先日twitter経由で長年にわたりお付き合い頂戴しているライブレボリューションの増永寛之社長より、根底から認識を新たにしなくてはならない「新たな情報」が入ってきました。
実は上記で挙げた100歳以上の長命者4万人のうち、実際に生存が確認されているのは約2万人なんだそうです。
その中には、子・孫の現役世代が収入に困り、生活も親の年金収入に頼っているため、亡くなっても死亡届を出さないままに「生きていること」として年金を受取っている人がいるのではないか!?という推測があるそうなのです。
・・・まったく気づきませんでした。
実際、80歳90歳の人は、外見からは本人なのか親なのか見分けがつかない!。
例えば大正生まれで生きている方となると年700万円超の年金というのもありえるらしく、親の世代のほうがはるかに年金が多いので、死亡後、自分が親に成りすまし生きていることにするという手口がある、そうです。(|||゚Д゚)
しかも今は個人情報保護の観点で、行政側も確認が面倒になっているそうで。もちろんバレたら詐欺で逮捕なわけですが。
こんな放送があったことも教えていただきました。
(150歳以上の高齢者が続出するだろう 9/27 たかじんのそこまで言って委員会!)
だとしたらトンデモないなー(;・∀・)
つまりさぁ、日本が断トツ世界一の長寿国ってのも実は怪しいし、故人を生きてる事にしてる年金泥棒子孫がかなりいる可能性があるって事ですもんねぇ。なんとかして調査出来ないのかしらん
06年5月19日に厚生労働省から発表された「社会保障の給付と負担の見通し」の「並の経済成長」のケースの予測によると、2025年の日本の社会保障給付費は141兆円(国民所得比26.1%)に達するそうです。
その内訳は、年金65兆、医療48兆、福祉その他28兆、福祉のうち介護が17兆ってことだそうで。
まさに老人大国日本を現す内訳ですが。その頃には「生きてることになっている」人にどれくらい遣ってるのでしょう!か。
考えただけでも、恐ろしい。