Base44でコーポレートサイトを作ってみた:30年ぶりに自分の手でサイトをメンテする楽しさを取り戻した話
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2026年3月17日、都内で開催されたWix・Base44のCEO記者会見に参加しました。
会見の詳細については別のエントリーでレポートしていますが、その場でBase44(ベース44)は、自然言語でAIと対話するだけでプログラミングの知識がなくてもWebアプリケーションを構築できる「バイブコーディング(AIノーコード)」プラットフォームとして紹介されていました。
その時点では正直、Base44はアプリを作るためのツールであって、Webサイトを作るものとは考えていませんでした。自分の仕事の領域に関係するのはWixのほうだ、という思い込み――というか、勝手な刷り込みをしてしまっていたのです。
きっかけは何だったのか、もう忘れてしまったけれど
会見後、どういうきっかけだったかはもう覚えていないのですが、何かを感じてBase44に登録してみました。
実際に触ってみると、料金シミュレーション機能、ログインユーザーの権限に応じたコンテンツ制御、選択内容に応じたダウンロード資料のパッケージ機能など、これまでならそれなりの時間とコストが必要だった機能を持ったページが、5〜10分程度で形になっていくのを眺めながら、唖然としました。
AIツール特有の誤りを検証する必要性への懸念は当然あります。実際、こういった指摘もあるようです。
ただ、それにしてもこのスピードには「驚嘆」という言葉がぴったりでした。懸念点を払拭できれば、現在の仕事へのインパクトは計り知れないとも感じました。まず自分のサイトで試してみることに
Base44が仕事で使えるのかどうか、まず自社サイトで試してみることにしました。GWの数日を使って、デモ機能4種を含むコーポレートサイトを無事作り上げることができました。この工程には、コーダーもデザイナーもエンジニアも一切関わっていません。以前にこれだけの機能を持つサイトを作ろうとしたら、どれほどの時間とコストが必要だったか。考えると恐ろしさを覚えるほどです。
大昔、メモ帳でHTMLタグを書いていた頃のことを思い出した
サイトを作りながら、ふと1994年頃のことを思い出しました。メモ帳でHTMLタグを一つひとつ書いて、すべて自分でやっていた時代のことです。画面に表示されるテキストのサイズや配置を自分でコントロールできることに、ワクワクしていたものです。そののどかなホームページ制作は、そこからどんどん進化して、高度化・細分化を遂げ、現在では巨大な産業へと成長していきました。途中、スマートフォンの登場でアプリストアという新たな技術革新がありましたが、アプリ開発は非エンジニアには敷居が高い存在のままでした。
そして2026年現在、この30年ほどの技術革新は、非エンジニアであっても論理的にAIへ指示を出す能力があれば、これだけのデジタル成果物を手にすることを可能にしました。個人的には、この状況にとても興奮しています。
この利便性を多くの人に伝えたい。その思いをBase44の力を借りて形にしたのが、このウェブサイトです。
自分の手で作ったサイトをメンテする楽しみを、30年ぶりに味わっている今日この頃です。
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