働き方を変革する情報革命の到来か!? IBMとソフトバンクが日本語版提供を発表!
日本IBMとソフトバンクとが共同で、IBM Watson日本語版のサービス提供について発表を行うとのことでブロガーとして参加させていただきましたので、まずは速報版としてのご紹介です。
会場にはテレビ局を含め多数の報道陣が詰めかけ、会場は満杯でこの発表に対するマスコミの興味の高さを表していました。
発表は、こちらのそうそうたる顔ぶれによって行われ
- 日本IBM 代表取締役社長 ポール 与那嶺氏
- ソフトバンク CEO 宮内 謙氏
- IBMコーポレーション Watsonビジネス開発担当 シニア・バイスプレジデント マイク・ローディン氏
- 日本IBM 執行役員 ワトソン事業部長 吉崎 敏文氏
- ソフトバンク 専務取締役 法人事業統括 統括担当 榛葉 淳氏
IBM Watson日本語版によるデモも披露されました。具体的なところとしては、今回、6つのAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)について日本語版の提供開始が発表されました。
- Natural Language Classifier(自然言語分類)
- Dialog(対話)
- Retrieve and Rank (検索およびランク付け)
- Document Conversion (文書変換)
- Spreech to Text (音声認識)
- Text to Speech (音声合成)
ソフトバンクは「情報革命で人々を幸せに」を経営理念としており、その中ではこのような一文があります。
コンピューターのパフォーマンスが飛躍的に増大し、超知性のコンピューターすら使いこなせる、今後人類が迎えるそうした情報のビッグバン「情報革命」の無限のパワーを、人々の幸福のために正しく発展させていくこと。今後もこの志を原動力に、ソフトバンクグループは成長を続けていきます。
ソフトバンク榛葉氏のセッションでは、IBM Watson日本語版がもたらす恩恵が、ソフトバンクが描く「情報革命」の無限のパワーに関連するのかを示すさまざまなビジネスシーンを紹介するコンセプトビデオなども紹介され参加者の興味を引いていたのが印象的でした。
この日は複数の導入事例の紹介も行われ、三菱東京UFJ銀行によるLINEを使ったQ&Aサービスの発表は、三菱東京UFJ銀行の会社規模や業種と相まって大きな注目を集めていました。
IBM Watson日本語版は、大なり小なり新しい当該テクノロジによる変化・変革の影響をわたしたちに与えてくると予想されます。当ブログでは機械との競争の時代についてたびたび触れておりますが、良い面と懸念されることの両面について今後触れていきたいと思います。