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「貧困なのに専業主婦な家庭が急増」してるそうですが「専業主婦」というワードへのイメージ世代間で結構違いますよね?

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50年に少し足りないくらいの人生経験ですが、昔は父親が仕事で母親は家庭にというのが一般的で、共稼ぎというとちょっと特殊に見られたような時代もあったと記憶しています。

高度成長期を経て多くの家庭が豊かになっていった訳ですが、この時代もしくは、これ以前の時代に家計は苦しいけれど、女性は家に居るのがあたり前って家庭もそれなりの数はあった筈で、

テレビや雑誌で新しいライフスタイルがどんどん紹介され、フリーターのような生き方であったり、男女の機会均等、ディンクス、離婚割合も相当高い数字になっていて、小さい頃に親に教育されたのとは違う選択肢が続々と登場~社会に浸透していると思います。

共稼ぎが普通な時代になってから、の「専業主婦」というワードは確かに旦那が稼いでいるというイメージを感じさせる要素あるのですが、

「貧困なのに専業主婦な家庭が急増」ということで、女性自身が掲載している記事はこんな数字が掲載されています

「専業主婦世帯の平均年収は617.8万円。妻がパート・アルバイトで働く世帯の平均年収552万円よりも約65万円高かった。平均世帯年収だけを見ると専業主婦世帯のほうが裕福に見えます。しかし、専業主婦世帯のうち実は貧困層が12.4.%にも達していたんです」

同機構のいう”貧困層”とは、専業主婦世帯の中間層の年収の約半分である年収300万円以下の世帯のことだ。妻がパート・アルバイトで働く世帯では貧困率は8.6%。専業主婦世帯より、貧困率は3.8ポイントも低くなっている。

「年収が800万円近い裕福な専業主婦世帯が多いいっぽう、年収が300万円にとどかない専業主婦世帯もあります。専業主婦世帯の年収の分布は、年収が800万円に近い層と500万円以下の層で2つの山ができています。世帯年収が高い裕福な世帯と低い貧困世帯とに、二極化しているんです」

最後のまとめはこんな風になっているのですけど

「経済的に恵まれているから専業主婦になっているのではなく、子供の保育の手だてがないなどの理由で、働きたくても働けないので仕方なく専業主婦のままでいる人もいるのです。働けず収入が得られないことで、専業主婦の貧困化が進んでいるのです」

自分の子供時代その当時は女性が家に居るのが当たり前という「専業主婦」の時代の事や、青森の田舎暮らしで40年~50年前だと、食べていくのに冬場は出稼ぎで…みたいな話しもそこそこの割合であったような気がしますので、ここ最近急に専業主婦の貧困化が進んだという事よりも、特定時期における「専業主婦」が特殊だったという話なのかも?と思ったりしたのですけど、こういう言葉の認知というのも時代によって変わるもんだよな、、、とあんまり考えたくないですが年寄じみた感覚に浸ってしまったGW最終日でした(苦笑)

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