AKB48の影響で「グレッチ」のギターが馬鹿売れ、エレキギターの輸入本数も過去最多に!
地元でお世話になった楽器屋のご主人が懐かしそうに語っていたフォークブームのときに
ギターが飛ぶように売れてたんだよな~
って、話しをしてくれた様子が今でも忘れられません。
わたしらの年代の人たちならテレビジョッキーの白いフォークギターをプレゼントしていたって話しも通じると思うのですが、まあそれは置いといてw
と日経が伝えていますね
日本でもグループサウンズなどのバンドブームや4畳半フォーム、そして昭和から平成にかけてだと「イカ天」など音楽ブームは多種ありますが、wikipediaには「バンドブーム」なる項目があり、このような分類がなされているようです。
- サーフィンミュージック(エレキ・ブーム)
- グループ・サウンズ
- 第一次バンドブーム
- 第二次バンドブーム
バンドネタを掘り下げるの楽しいですが、日経の記事のほうにあったこんな記載が眼に留まりました。
輸入エレキギターといえば、以前は米国の老舗ブランド「ギブソン」や「フェンダーUSA」といった最低でも1本20万円以上する機種が国内では主流だった。しかし、米国からの輸入単価は11年に約9万3800円(船賃込み)となり、01年比で2割下がった。米国以外も含めた輸入全体でみると単価は約1万7300円と5割の大幅下落になっている。
私らが中学くらいのときに通信販売の格安ギターが19,800円くらいだったのを考えると、舶来品が約1万7300円というのは驚きですが、ギターとしての作りはどんなもんなんでしょうね?
まあ初心者が格安の楽器でスタートするのは(すぐ投げ出すリスクを考えれば)定番かとは思いますが、今思えば最初から本物の楽器を買っておくほうが良いという考えになっていて、それは何故かというと
時代ごとの流行り廃りはありますけど、これらの年代の品はブランド価値が確立しているだけに、生まれた60年代中期から中学くらいまでの「ギブソン」「フェンダー」の本物を手にした人たちは絶対損してないと思うから。
オールドと呼ばれるギターがどんどん高騰してしまって流通量が減った分を、カスタムショップモデルや新進の高級ブランドメーカーが埋めていく構図になっていますが、
何十年後かにそのブランド価値を維持できているのはどのくらいなんだろうって思いながら、つい先日も御茶ノ水で打合せの帰りに、自分が20歳くらいの時に定価20万で販売されていて手が出なかったギターが5万くらいで売りに出ていて思わず買いそうになってた自分がおりまして、やっぱ稼ぎが増えたらこっちにまずはお金使ってしまうんだろうな~とバブル世代丸出しな発言でこのエントリ締めさせていただこうかと思う訳ですw
何かオールドギターの値段の例をと思って検索したら、こんなの出てきたので貼っておきます、J・ガイルズ・バンドのJ. Geilsが使用していたレスポール・スタンダードお値段25万ドルだそうですが、いかがでしょう?